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REBORN!キャラ語り [1] 沢田綱吉(ツナ)

かなり母親似の主人公。サラダ・ツナくん。
幼く見えるけれど、実際の中1or中2に見えるのはこの子と京子ちゃんくらいだと思います。

高校生ではなく中学生という設定になったのは、出席日数が少なくても成績が悪くても留年しないからなんでしょうか?
もしくは山本の甲子園問題か。(高校生で野球をやっているなら避けて通れない話題)

「初代ボンゴレの血縁で10代目を継ぐ資格があるばかりに標的にされる」というのは完全に不可抗力ですから、ほぼ「巻き込まれ型」の主人公ですね。

主人公はトラブルメーカーより巻き込まれ型が好きなので嬉しいです。

もうコミックスも20巻を越えているのに、ツナの戦いには、一貫した「目標」がないんですね。
※目標例=海賊王になる、失った自分の体を取り戻す etc.

黒曜編もヴァリアー編も未来編も、戦う動機はほぼひとつ。

「自分と仲間の命が狙われているから」。

ひたすら正当防衛。
好戦派代表のヒバリさんに草食動物と言われる所以でしょうか。

もちろん、ファンタジー世界ではなく現実世界の中学生が主人公である以上、一番納得できる理由です。
ツナはバトル漫画の主人公でありながら戦いが嫌い、という相反する属性を持っているので、やはりこの動機が一番しっくりきますね。

彼の言う「強くなりたい」という言葉は、いつも「仲間を守りたい」「仲間を傷つけた者を許したくない」という気持ちから来るもの。
逆に言えば、仲間を守れるだけの力があれば、それ以上の力はいらない。

間違っても「世界一強くなりたい」なんて思っていない。

敵と戦って倒して強くなる、敵がいないなら探しにいってでも、というような「武者修行」的発想が無いところが好感度高いです。

リボーンや獄寺や山本や京子ちゃんと、並盛で平和に暮らすことが彼の望み。
基本的に受け身な性格で、社会で戦うよりも家庭を大切にしたい、今風の価値観の持ち主といえるかも。

そう考えると、「リボーンが来る前のツナには友達がいなかった」というのはかなり重要なファクターなんですね。
山本のような友達がすでにいて、満たされた日々だったなら、リボーンの出現は本当に迷惑なだけですから。

しかし実際は、9代目の差し金でリボーンが出現したことで、初めて山本という親友を得、憧れの京子ちゃんとも友達になれた。
獄寺やディーノといった面々と出会えたのも、10代目ボス候補だったから。

平和だけど、本当に守りたいものなどなかった日々。
それが、命がけの日々が訪れたおかげで、命をかけて守りたいものができた。
パラドックスですね。

今後も、彼が誰かを手に掛けるような展開にならないように願っています。
9代目を殺しかけたトラウマが尾を引いていることは、ストゥラオ・モスカ戦で明らかでしたから。
(「人が乗ってないなら壊しても誰も死んだりしない」)

一度も人を殺さずにマフィアのボスになれるのか…というのは、この漫画に対する一貫した疑問ではあるのですが、任侠漫画ではないので、そのへんはファンタジーな感じでごまかしきってほしいです。

しかし、これも人死にの出ない漫画ですよね。

黒髪じゃないキャラをここまで好きになるのは珍しいのですが、いま一番!好きなキャラクターです。一生懸命なところがいいね。

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