REBORN(リボーン)22巻感想 標的196~205 その2
22巻の感想その2です。
えっと、普通に感想の続きを書こうと思ったんですけど、22巻読んでて気になったことがあります。
ジャンプのときと比べて、結構セリフ変わってない?
・・・ということで、ジャンプとコミックスを突き合わせて変更点を分かるだけ書き出してみました。気になりだすと止まらない性分です。
標的ごとに、「ジャンプ時」→「コミックス時」で書いてます。
標的196:「ユニとγ」
P13:γ「つ…そーいやおまえは…」→「フ…そーいやおまえは…」
「つ」と「フ」の間違いっぽい。γさん得意の不敵な笑みが、痛タタタになっちゃってましたw
標的197:「ジェッソとジッリョネロ」
P14:γ回想後1コマ目、「ハア」「ハア」のフキダシのみ→トレーニングルームの背景が追加
背景が付いてちょっとゴージャスに。よかったねγさん。
P14:獄寺「同じファミリー仲間だろうが!!」→「同じ仲間(ファミリー)だろうが!!」
仲間と書いてファミリーと読む、に変更。「ファミリー仲間」って確かにちょっと変ですね。気づかなかった。
ちなみにこのページの「仲間(ファミリー)」は、本誌ではすべて「仲間(なかま)」でした。
標的198:「幻騎士」
P3:山本「へへ まーね」で目を開いている→目を細めている
セリフは同じですが、本誌の方がやや不敵な表情。コミックスの方が柔らかい表情で、いつもの山本スマイルって感じ。
P3:幻騎士「ああ」「その通りだ」→「…」「その通りだ」
潔さが減ったような?
P4:正一「幻騎士と山本武が接触したか」→「幻騎士と山本武の接触も成功したな」
偶然っぽい感じから、意図的にやったんだぜ的な感じになりました。正ちゃん株UP作戦?
P4:正一「あとは幻騎士さえいればどうとでもなる」→「残りの鼠など幻騎士さえいればどうとでもなる」
口が悪くなってます。そういえば「ボンゴレの鼠ども」言ってましたね。
P5:ミルフィ隊員「部隊長に代わります」→「ニコラ隊長に代わります」
もう少し後で出てくる名前が、ここで登場。しかしカワイイ名前。
P5:ニコラ「奴を倒すのは時間の問題です」→「雲雀を倒すのは時間の問題です!!」
なぜ強気度が増しますかw
P5:正一「ご苦労…休め」の部分がなかった→左記セリフ追加
部下に優しさを見せる正ちゃんです。株UP作戦?
P7:アイリス「ボンゴレを捜索するつもりだよ」→「奴とボンゴレを捜索するつもりだよ」
スパナの存在が追加に!(喜)
P8:リボ「ふう…ようやくコンタクトを入れられたな」ツナ「う…うん…」のセリフがなく絵のみのコマ→左記セリフ追加
「コンタクト初装着はそんな簡単じゃない!」というツッコミがあったのかなw地味に練習していたことを匂わせるせりふです。4コマ漫画もあったしね。
獄寺も同じコンタクトを使っていますが、彼はたまに眼鏡をかけているのでコンタクトも使ったことあるのかも。それか、アジトでこっそり練習してたのかな。
P8:スパナ「よし 始めて」の後のツナ「え」がない→左記セリフ追加
手錠に対して、より気を遣うツナですw
P10:ツナ「視界がかすむ」→「…視界がかすむ」
「…」追加。コミックスでは、全体的に「…」が追加される傾向にあります。余韻を取ってるのかな。
P10:リボ「今は無事を祈るしかねーな」→「今は無事を祈るしかねーな…」
「…」追加。心配そうな感じになりますね。
P13:山本「あっ」「もしかして負け惜しみ?」→「偽装…?」「あっもしかして負け惜しみ?」
セリフの意図が明確化されました。
P14:山本「いんや」→「…いんや」
「…」追加。
P14:「フオオ・・・・」がない→擬音追加
細かいですw擬音がある方が動的な感じ。
P17:「だが」の文字が透けていた→ベタ塗り化
擬音がベタ塗りになる変更は、これ以外にもいくつかありました。絵としてのバランス?
標的199:「山本武VS.幻騎士」
P8:「ズババババ」の文字が透けていた→ベタ塗り化
擬音がベタ塗りになる変更。
P9:「ドシュッ」と山本が斬られるシーンの肩からの流血がなかった→流血追加
血が追加されました。痛そー(涙)
P10:山本「さすがだぜ 幻術を使う剣士 幻騎士」→「やっぱ強ええ すさまじい殺気は伊達じゃないな」
セリフがだいぶ変わりました。変更後の方が、自然で山本らしい感じがして好きです。
P12:最後のコマ「チャッ」がない→擬音追加
擬音が追加に。
P13:山本「幻覚!!」→「こいつも幻覚!!」
幻覚いっぱいな感じがw
P17~P18:スクアーロの背景に飛んでいるビデオカメラがない→追加
ビデオカメラが描き足されてました。P17ではコレ何?と思いましたが、P18で分かりました。
P19:スク「負けて得るものなどねぇ!!」→「負けて死んじまったら得るものなんて何もねぇぞ!!」
メッセージ性が強まった気がします。山本に対してだけでなく読者に対しても。
P19:スク「そのリングもそうだったろうがぁ!!」→「そのリングもそうだったろうが…」
スクアーロらしさが減ったw落ち着きを出したのかな。
P19:↑の次のコマの横顔山本セリフ「スクアーロ…」がない。絵のみのコマ→左記セリフ追加
どんどん呼びかけちゃってください。
P19:↑の次のコマの山本「そうだったな!!」→「そうだなっサンキュ!」
変更後の方が山本らしくて好きです。爽やかバンザイ!
P19:↑の次のコマの山本「やっぱ勝たねーとな!!」→「こりゃ是が非でも勝たねーとな!!」
スクアーロの「是が非でも勝てぇ!!」を受けた発言に変更。素敵です。
P20:幻騎士「見苦しいぞ まだ足掻くか」山本「ああ」→「…見苦しいぞ まだ足掻くか」「…ああ」
どちらも「…」が追加。
標的200:「霧」
P2:幻騎士「スクアーロが 勝負の偽装に気づいていたと?」→「2代目剣帝スクアーロが 勝負の偽装に気づいていたというのか」
ちょっと説明的な気もしますが、分かりやすくなったかな。
P3:幻騎士「貴様の刀は崩壊寸前だ」→「貴様の刀はひび割れ崩壊寸前だ」
幻騎士さん言いすぎです。
P4:最後から2コマ目の擬音「ピシャ」がなかった→擬音追加
擬音が追加に。
P6:おまけディスクのコマ、横にあるハコの血痕みたいなのがない→追加
これは何でしょう…原稿の汚れではないだろうし、山本の血?(あわわわ)
P9:山本「終わらせようぜ」→「仲間が待ってんだ わりーけど終わらせるぜ」
仲間オプション追加。この頃ツナも「みんなが待ってる・・・」とやきもきしているので、思い合っている感じが良いです。
P10:山本「逃げらんないぜ」→「この奥義からは逃げらんないぜ」
山本強気度UP。
P10:↑の次のコマの「ヨロ…」がない→追加
幻騎士弱気度UP。
P13:1コマ目、山本の周りに散る水しぶきがない→追加
標的201の1ページ目に合わせたっぽいです。
P13:4コマ目「かかったな」で匣は閉じている→開匣している
次ページで閉じる描写があるので、ここでは開いていた方が自然かもです。
P17:左上「ヒュオッ」が透けている→ベタ塗り化
ベタ塗り化。
標的201:「侵入者」
P1:正一「当然だよ」→「当然だな」
すごい細かいですw「正一は"よ"じゃなくて"な"だよ!」とか熱い議論があったんでしょうか…。
P2:アイリス「大将」→「任せな 大将」
姉さん男前度UP。
P5:獄寺「ウリ!!」→「瓜!!」
なぜカタカナ?
P6:γ「条件は同じだな…」→「ってことなら 条件は同じだな…」
会話っぽく仕上げてみました(何
P6:獄寺「10代目を過去に帰すまで オレは負けねぇ!!」のコマ→集中線が追加
本誌では集中線ありませんでした。真剣度UP。
P7:γ「汚れなき忠誠心か…」→「汚れなき忠誠心…か」
細かい変更。でも声に出して言ってみると、ちょっとニュアンスが違う気もします。
P11:「ビガガッ」の文字が透けていた→ベタ塗り化
ベタ塗り化。
P12:「ジュアアゥズバババ」の文字が透けていた→ベタ塗り化
ベタ塗り化。
P13:正一「お粗末だな」→「お粗末だなγ…」
愛のない呼びかけが追加になりました(涙)
P14:正一「どうした!」→「!? どうした!」
正ちゃんビックリ度UP。
P14:正一「ボンゴレの援軍だ」→「ボンゴレの援軍と見るのが自然だな…」
知的な感じになりました。
P14:正一「何としてでも見つけ出して殺せ!!」→「なんとしてでも見つけ出せ!!殺しても構わない!!」
目的が「殺すこと」から「発見すること」に変更。ちょっとソフトに。
標的202:「丸い装置」
P3:スパナ「正一の研究室にある」→「正一の研究所にある装置だ」
研究室が研究所にグレードアップ。
P5:ツナ「はい…」→「…はい」
ためらってる感じ?
P7:「ドン」の文字が透けていた→ベタ塗り化
ベタ塗り化。
P9:正一「より多くのボンゴレリングを回収できるな」→「より多くのボンゴレリングを回収できる」
正ちゃんのセリフ変更には熱いこだわりを感じます。"な"があっちゃダメなんだ…。
P10:幻騎士「楽にしてやる」→「今 楽にしてやる」
いま会いに行きます的な(違
P10:幻騎士「無駄なことを」→「無駄なことを…」
ちょっと哀れみ入ってると思えなくもないかも。
P17:幻騎士「雲雀恭弥か」→「雲雀恭弥か…」
「…」追加。思案気な感じ?
P17:幻騎士「貴様の問いに答える必要はない」→「その問いに答える必要はない」
ソフトになった。と思いきや↓
P17:幻騎士「ここで死ぬのだからな」→「貴様はここで死ぬのだからな」
「貴様」呼ばわりはここに移動になってましたw
標的203:「雲雀恭弥VS.幻騎士」
P4:雲雀「!! 何かくる」がない。絵のみのコマ→左記セリフ追加
心の声が追加されました。
P8:最後のコマの「クル」がない→追加
擬態語が追加に。
P11:「ガキィ」の文字が透けていた→ベタ塗り化
ベタ塗り化。
P12:大ゴマの「ガキキキッ」がない→擬音が追加
より派手派手に。
P13:雲雀「綻びはじめたようだね」→「…綻びはじめたようだね」
「…」追加。
P15:雲雀「海牛自体も強力な兵器…」→「幻覚を構築する海牛自体が 破壊力を持った誘導兵器…」
海牛の描写がより正確に。海牛は「幻覚の構築」、「破壊」、「誘導」ができる兵器なんですね。
標的204:「裏 球針態」
P2:最下段のコマ「グシャッ」「パリン」→「パリン」「グシャッ」。順番が逆に。
匣が壊れる(グシャッ)のと、リングが割れる(パリン)のどちらが先かって言ったら、やっぱりリングが先ですね。
標的205:「目覚め」
P9:幻騎士「スケジュール…?」→「またスケジュールだと…?」
困惑度UP。
P16:雲雀「君 誰?」→「君…誰?」
寝起きですからー。
「ジャンプの時となんか違うかも」と気づいたのは、標的198のP8のコンタクトのやりとりと、標的199のP19のスクアーロの「死んで得るものはない」的なセリフでした。インパクトあったからなー。
見落としもたくさんあると思いますが…。この企画は、今後コミックスが出るたびにやるとかではなく最初で最後です。目がやられました(泣)
・22巻の感想その1はこちらから。
・22巻の感想その3はこちらから。
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