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REBORN(リボーン)標的216の感想(ジャンプ(WJ)2008年49号)

※WJ2008年49号の感想です。未読の方はネタバレ注意※

標的216:「ヘルリング」
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「恐くない」
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趣味のコーナー「今週のスパナさん」ですが、残念、今週はいたって普通でした。まぁ、この幻騎士VS.ツナのターンでは、スパナは読者目線で2人の技に驚いたりツナの心配したりしてればいいと思います。

そしてちゃっかり読者の共感を得てもっともっと人気が上がればいいと思いますw

さて本編。前半はヘルリング講座でした。

歩行者天国とかで売られてそうな普通さが逆に異彩を放つ「666のリング」と、うっかり腕組みしたら刺さりかねない「なんか尖ってるリング」が若干気になりますが、それよりも。

「へルリングは契約と引き換えに使用者の精神を喰う」そうです。

えっと、骸さん大丈夫ですか・・・?(小声)

6つのリングのうち1つを幻騎士が、2つを骸が持っているようです。目玉のリングとウネウネしてるリングが、骸さんが持ってたやつですね。

歴史にも影響を与えてきたらしい、呪いのヘルリング。独裁者というと、うーん、ヒトラーかムッソリーニしか思いつかない自分ですが、イラストではぼやかして描かれてました。はっきり描いちゃうとややこしい問題になりかねないとかあるのかな(北のあの人とか)。

ボンゴレリングさえ破棄した10年後ツナが、こんな危険なリングをファミリーが持つことをまともに許すはずもないので、つまり、10年後も骸さんは相変わらずフリーダムだったことがよーく分かりました。苦労するな、ボス…。

続く中盤は、そんなヘルリングに己の精神を喰わせた幻騎士とツナのバトル。ファンタジックな攻撃を仕掛けてくる幻騎士に対して、前回、幻騎士の炎を吸収したおかげか互角に戦うツナ。

敵がなんか凄いことする

読者はビックリ&ドキドキするが、

しかし主人公は動じない

この流れはかっこいいですね。うん、主人公はどっしり構えてればいいんです。
ビックリ要員は正ちゃんがいれば十分なんです。(酷)

そして問題の後半。えっと、幻騎士がファミリーの姿を出した時点では「フフン」って思った人は多いと思うんです。その手には乗らないよぉ、って。

「味方の姿をした敵を攻撃できない」という展開は、確かワンピースとか昔のブリーチとかにもあった気がします。しかし、今回は後発らしくもうひとひねり(嫌なひねりが)ありました。

「幻覚と本物の守護者の命はつながっている」

これが本当だとすると、チーム草壁はバリネズミの暴走に巻き込まれたあと幻騎士に捕まって、命がつながった魂的なものを口から出されてるということになりますね。

これがもし、ハッタリ作戦だったら結構すごい。リボーンの言うとおり、情報がないから確かめようがないし。

で、当面の対策として考えられるのは

1.本当か嘘かを見破る

よくありそうなのは、本人でないと答えられない質問をするとか。でも会話できるのかな…。

「本物のファミリーが登場する」とかで幻覚だと確信できれば問題ないんですが、問題は本当に命が繋がっていた場合です。

幻騎士いわく「意志とは無関係に攻撃している」らしいので、とりあえず、説得して首締め攻撃を止めさせることはムリらしい。

幻騎士の言うことがすべて本当だと仮定すると、クロームちゃんもランボもイーピンも泣いてるし獄寺がツナに呼びかけていることから、彼らは彼らで、ツナの姿も見えているし自分がツナの首を絞めていることを分かってるんですね。これは辛い…

というか、クロームちゃんの涙を見た瞬間に。

幻騎士に対する「イラっとゲージ」がMAX振り切りました。

こんにゃろう…悪役らしいことしやがって…。(殺意)

ツナ側に真偽を確かめる術がない以上、ファミリーのみなさん側に頑張ってもらうしかないのかな。
もう少しダークな漫画だったら、守護者たちが自分で自分の腕を切るとか(ヒィ!)、もっと言うと舌かんで自殺するとか(獄寺とかぶっちゃけやりかねない)、ありそうなんですけど、さすがにジャンプでそれはありえないと思うんで(つかなので)全力で自主却下。

あ、了平兄さんがいないのは何故ですか?伏線?

2.(本当か嘘かはおいておいて)幻騎士本体を攻撃する

王道っちゃー王道なんですが、幻騎士の方からは絶対にツナに近付かないと思うのです。

近接戦闘型のツナの唯一の中長距離攻撃はX BURNERですが、これは瞬時に撃てるものではないので、ファミリーに攻撃されながら幻騎士を攻撃するのはムリっぽい。

逆に幻騎士からしたら、下手に近付いて攻撃されてはこの心理攻撃が台無しになるので、絶対に近付いてこないと思います。ひたすら、ツナが自滅してくれるのを待つ感じ。

うーん、とりあえずツナ側からの解決策は思いつきません。やっぱり守護者のみなさんに根性見せてもらうしかないのか…。

しっかしこの骨ボーン(※幻騎士)め…(怒)。バラバラにされて獄寺のアクセサリになればいいのに。

山本と戦ったときもそうですが、彼は正々堂々と戦う気などハナからないんですよね。今思えば、「騎士」というコードネーム自体がトラップだったのかも。名前に騎士と付くからには卑怯なことはしないだろう的な思い込み、って、こんな単純思考は自分だけですか。

ユニがらみの葛藤の結果、退いてくれるか、もしくは骸さんっぽく仲間になるか、と思ったときもありましたが、その可能性は今週をもってなくなりました。

仲間を盾にすることでツナを(そして自分を)怒らせたからです。

…とここまで書いて、黒曜編での骸さんも獄寺やビアンキを盾にしまくっていたことを思い出しました。うーん…。
ボンゴレ的に見て、骸さんと幻騎士の違いってなんなんだろう…教えて家光パパ。

しかし、しかしですね。幻騎士が卑怯なことをしたり嘘をついたりするたびにいろいろ言ってきましたが、今週、思い切って「彼は卑怯キャラなんだ」と定義したら、なんだかこれでいいような気がしてきました。

だって卑怯キャラが卑怯なことするのは当たり前だもの。恐るべしラベリング。恐るべしキャラ立ち効果。

あ、関係ないですが、今回の幻騎士もワンピースのブルックさんも、「骨の状態で話す」っていうのはちょっと不思議な感じがします。声帯ないのにな。

さて、こんな状況とはいえ、なんだかとっても久しぶりに獄寺の「10代目!」が聞けて嬉しいのは自分だけではないと思うのです。

「ピンチのときこそファンサービス」という、ある意味究極のホスピタリティズムですね!(分かりやすい例:大空戦のデスヒーター)

さて、本誌の展開にのた打ち回りつつも、火曜には22巻が発売!表紙はスパナ!うきうきうきうき♪

朝コンビニで買って行こうっと♪♪♪買ったら感想書きますっ♪♪♪
→書きました。22巻感想その1。その1ではほぼスパナの話しかしてません。

・WJ48号・標的215「忠誠」の感想はこちら。
・WJ50号・標的217「超爆発」の感想はこちら。

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