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REBORN(リボーン)標的220の感想(ジャンプ(WJ)2009年01号)

※WJ2009年01号の感想です。未読の方はネタバレ注意※
※最新の感想はこちら。●WJ感想

試験前につき、現在ジャンプ感想のみ更新中です。来年1月末まで禁欲生活。
どうやら10年バズーカにぶち当たったらしい(TVCM情報)レイトン教授も、おあずけです。

標的220:「We are VARIA!!」
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「私達って本当身も心も汚い集団よねぇ♪」
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毎回言ってる気がしますが、密度が濃いです。いや前回とはまた違う意味で。

正ちゃんが味方でヒバリさんはグルで世界の礎とか人類の危機とかイタリアの主力戦!新キャラ登場!!やばい超燃える!!とかって盛り上がりに盛り上がってきた自分ですが、今週はまた違う意味で萌え上がりました。

どつき漫才コント集団ことヴァリアーの一挙手一投足からまじ目が離せません。つかお前らやる気あんのか。

今週はまるまる「XANXUSと愉快な仲間たち」ことヴァリアーのお話でした。(日本支部は「ツナと愉快な仲間たち」)

えっと、予想に反してXANXUSはちゃんとヴァリアーのボスをやっているようです。
ゆりかご、リング争奪戦と内紛のてんどんをかましているにも関わらずこの厚待遇。

…ボンゴレって、いったい何したら処罰されるんだろう。マジメに服役してる骸とかがちょっとかわいそうになったりもします。

あ、見開き扉で顔芸をするレヴィとルッスは本当に自分らのキャラを分かってる仕事人だと思いました。

ヴァリアーって32人なんですね。一瞬、あれヴァリアーって7人じゃないんだっけとか失礼なこと思ったんですがそんなわけなかった。ちゃんと部下がいたことを思い出しました。リング争奪戦のときは少なくとも50人はいたはずなんで(ランチアさんに蹴散らされたけど)、むしろ激減したんですね。世界的不況によるレイオフでしょうか(違

あ、スクアーロが言ってる「う゛む」って、たぶん発音したら「ブム」ってなるよ「ブム」って。

そしてそして。跳ね馬ことディーノさんは、なんと日本に向かってるらしいです。おお、ディーノさん32歳が満を持して本編に登場ですね!このタイミングで日本に行くということは、キャバッローネファミリーの方は危機を脱したということだと思います。良かった!

…まだ部下がいないとヘタレなのかなぁ…(笑)

で、REBORNの沖田ことケロヨン(仮名)ことフランくん。さすがはヴァリアーのニューフェイス、非常にいい性格をしているようです。

なんか新鮮だなーと思ったら、新キャラって結構久々だったんですよね。のっけから容赦なしに飛ばしまくってくれて、ええ将来が楽しみです。

名前は七つの大罪には関係なさそう。軽く検索してみましたが、映画「セブン」の編集のミドルネームがフランシスとかその程度(薄!)。何かあるなら知りたいです。

ちなみに「フラン」で検索したら、

・人名 (Fran)。主にフランシス、フランチェスカ、フランソワーズなどの愛称、略称。
(wikipedia)

だそうです。他のみなさん同様コードネームかなとも思いますが、それにしてもどれも女性名っぽい?

でもフランソワーズっていう名前の男性をどこかで聞いた気がするし(忘れた)、海外でも性別的には逆の名前を付けたりすることもあるようなので正確なところはわかりません。でもとりあえず、彼は男の子ですよね?

で、そのフランくんはマーモンの後任らしいです。マーモンが実際に霧の波動を持っていたと仮定して、さらに後任が属性で選ばれてると仮定して、霧属性ってことでいいのかな。

しかし、なぜに「マーモンの後任=カエルのかぶりもの」になるのか謎が謎を呼ぶ。ファンタズマつながり?最年少はマスコット扱いってこと?

フランはマーモンを知らないようなので、彼は内部昇格ではなく外部から引っ張ってこられたみたいですね。XANXUSが更迭されなかったことといい、ヴァリアーはありえないほどに実力主義集団のようです。

で。気になるのが。

フラン:「こんなかぶりもの強制的にかぶせられるのも納得いかないしー」

本気でイヤなら断ろうぜベイビー。

つかかぶしたの誰だ。

フランくんといえば、先輩諸氏に対するあまりな呼び方に笑いました(笑)

・レヴィ⇒変態雷オヤジ
うんうんそーだよねって普通にスルーしかけたんですが(酷)、レヴィってなんか変態要素ありましたっけ。ボス命なとこと中学生クロームちゃんを妖艶呼ばわりしたとこくらいじゃない?(※充分です)
クロームちゃんは、レヴィといいグロ様といい骸さんといい(ん?)なんか変わったヒトにばかり好かれる星の元に生まれてしまったようですね(哀)

・ベル⇒堕王子
堕○○という言葉は「堕天使」しか思いつかないので、ある意味ほめ言葉かも。(そう?)
つか、「だおーじ」って耳で聞いたら「駄王子」って受け取りそうな気が。たぶん彼らはイタリア語で会話してると思うので、いらんツッコミではあるんですが。

・スクアーロ⇒アホのロン毛隊長
いらない「アホ」をわざわざ付けるあたりにフランくんの性格を感じます(笑)アホの子なことは認めますがね!(←ほめ言葉)

部下:「あなた様を見たらさぞかし奴らも驚くでしょーな」

紅茶飲んでるニュー指揮官さんは、未登場だったマーレリングの守護者のようですが、新キャラじゃなくて奴ら(ヴァリアー)が知ってるヒトなんでしょうか。

・・・ヴァリアーだけじゃなく読者も知ってるヒトなんでしょうか。(←ここ重要!)

骸さん…じゃないよなぁ…。口調違う気がするし、霧のマーレリング守護者は幻騎士さんだったし。第一、骸さんが今ここでマーレリング守護者やってる意味が分からない。

剣帝テュールは死んでるはずだし、紅茶キャラなんていなかったですよねぇ・・・。

そして、ある意味XANXUSとスクアーロを超えるどつき漫才を披露してくれたベルとフラン。ここのやりとりはかなり楽しかったです(笑)

フラン:「本当は祖国を追い出されたんですよー」

ベルってイタリアの古代王家の血を引く子とかじゃなかったでしたっけ?ってちょっと思いました。出身は別の国なのかな。

背中に本気ナイフ刺さってもOKOKなフランくん。
これはたぶん「ギャグパートだから」とかそういう問題ではなく、理由があるんだと思うんですけど。なんだろう、鉄板でも入れてる?(←想像力のない人間の限界)

で。10年でボスの扱いについては進歩したらしいスクアーロは、XANXUSの要求を先読みしてひとつ残らず拾ってみてるわけですが。

拾っても拾ってもムダになるこの無間地獄。

なんつーか、くそマジメなキャラがマイペースキャラに振り回される様子って本っ当に面白いですね!(鬼か)

つかボスは部下たちが駆けずりまわってるなか優雅にディナーですか。挙句32人しかいないヴァリアーが3人戦闘不能に陥りましたが大丈夫でしょうか。

絶対遊び半分でやってるだろお前ら。
独立暗殺部隊の「独立」ってこーいう意味だったのか…。フリーダム…。

いまもしヴァリアーとミルフィオーレのどっちかに就職しろって言われたら、
うん全力でミルフィオーレ。
白蘭サンって部下に優しいボスだよなぁ…。(少なくとも表面的には)

ラストのスクアーロの匣兵器は、ど真ん中の「サメ」でした。わざと選んだのかな?
格好良くて大変よろしいんですが、でももしあのサメが瓜とか漢我流みたいに生身だったらですね。

たぶん敵に一撃加えた後に。

地面でビッチビチにのた打ち回る羽目になると思います。←魚類…

サブタイは珍しく英語でした。「We are VARIA!!」ですが、いやあの。
1ページめから、このサブタイへのヒキはとっても良かったと思うんですけど。

その後の内容が内容なので「俺らこんな感じのパワハラ集団っす!!」
みたいな感じになってますけど。

プロモーション的にこれでいいんでしょうか。いいですかそうですか。

とりあえず。10年が経ってこのコント集団が、ある意味パワーアップし、ある意味まったく進歩がないことがよく分かるとっても楽しい回でした(笑)ベルとかまじ成長してない(笑)

しかし、こんなお気楽軍団の中にありながら、リアルにお亡くなりになったマーモンがやけにかわいそうです(涙)

今週の感想はここまでです。以下は禁欲生活中に溜まった小ネタとか。

●退学の危機?

ツナたちがメローネ基地に乗り込んだのは、未来に来てから25日目くらいだったと思います(地味に数えてみた)。もしこのまま未来編が続いていったら、

すでに就職先が決まってる守護者たちや、公立中学生の京子ちゃんはともかく、私立中学生のハルの出席日数は大丈夫なんでしょうか。

退学とかにならないんでしょうか。

行方不明ってことで事件扱いになってるだろうから、大丈夫なのかな…。

ハルが出席日数不足で緑中を退学になって並盛中に転入とかしてきたらかわいそうすぎです。ツナのそばにいられるという意味では結果オーライかもしれませんが、マフィアのボスの妻という永久就職も危うい今(京子ちゃんの「ツっ君」発言)、ハルの将来がちょっと心配。

●22巻あらすじが。

ジャンプ公式サイトの「今週の注目コミックス」が、12/1現在REBORN22巻(スパナスパナ!)でとっても嬉しいんです。が、そのあらすじ説明(コミックス裏表紙に載ってるやつ)がなんかスゴかった。

「入江正一の匣兵器により、バラバラになってしまったツナ達」

兵器によってバラバラに?

あの、正ちゃんがバラバラ殺人でも犯したみたいになってるんですけど。

怖いんですけど。

●伏線のこと。

いまさらですが、正ちゃんの裏切りについて少しだけ。

REBORNは伏線の多い漫画だと思いますが、正一の裏切りに関してはいっさい伏線がありませんでした。
だからこそ、標的218のラストで、おそらく誰も予想しえなかった、すべてがひっくり返されたような衝撃を読者に与えることができた。

あるべき伏線がないということ。これこそが最大の伏線だった。

こんなとき、漫画ってすごく面白いなぁ、と思うのです。

●23巻!

コミックス23巻が2/4発売です!ひゃっほう!!

で、表紙キャラ予想なんかもこの標的220感想の一部として書いてたんですが、禁欲生活中のせいかあまりに長くなった(汗)ので別記事にしました。

ちなみに自分の表紙予想は。過重労働を強いられ女子供を人質にとって読者を敵に回した挙句、上司にアッサリ裏切られたあのお方です。<同情票?

週1更新期間ではあるんですが、今回は「●考察・企画モノ 」カテゴリで木曜くらいにあげます。ご笑覧いただければ嬉しいです。(ぺこり) ⇒ あげました。「コミックス表紙のこと & 23巻表紙を予想してみる。」

・WJ51号・標的219「真相」の感想はこちら。
・WJ02号・標的221「ありえないこと」の感想はこちら。

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