「雲雀料理」のこと。
日経新聞に「うたの動物記」っていうステキコラムがあるんですが。
今日(2009/4/26)の動物は、、、「雲雀」。
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(キャー!)(黙れ)
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萩原朔太郎の詩集「月に吠える」の中の一篇「雲雀料理」についてのコラム。「雲雀」という単語に即反応してしまうREBORNスキーとしては朝から幸せな気持ちになりました。
あ、萩原朔太郎もスキです。
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「雲雀料理」
ささげまつるゆふべの愛餐、
燭に魚蝋のうれひを薫じ、
いとしがりみどりの窓をひらきなむ。
あはれあはれみ空をみれば、
さつきはるばると流るるものを、
手にわれ雲雀の皿をささげ、
いとしがり君がひだりにすすみなむ。
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「雲雀料理」などという料理が実在するわけもなく、朔太郎の想像の産物なんですが。えっと、雲雀食べちゃうとか文化人の発想はすごいよなぁ・・・ってなんだその気の抜けた感想は。
詩本体はもちろん、そのコラムの筆者(小池光氏)の一文が素敵でしたので引用。ちょっとREBORNのヒバリさんらしい感じもして、「名前」ってイメージ形成のためにすごく大切なんだなーと思った次第です。もうすっかり春ですね。
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「地上のいずれかの目標に向けて、鳥は空を飛ぶ。
雲雀ばかりは垂直に高く、高く、囀りながら天に上る。」
「せっかく自由の翼が身に備わったのだ。
ただ空の高みに至らんがため、雲雀は晴れたる空に出る。」
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「雲雀料理」を含む「月に吠える」全文はこちらから。外部リンクです。(青空文庫さま)
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