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REBORN(リボーン)標的252の感想(ジャンプ(WJ)2009年36号)

※WJ2009年36号の感想です。未読の方はネタバレ注意※
※最新の感想はこちら。
●WJ感想

標的252:「ファレノプシス・パラドックス」
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    「白蘭サンに勝てるなら喜んで死ぬ
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はじめに。

今週号では、長く続いてきた未来編の、大きな謎が一部解かれることになります。
結構、衝撃的でした。

もし、本誌を読む前に(そして他の感想サイト様を見る前に)この感想を読んでくださってる方がいましたら、できれば今週は買ってみるか借りるか電車の網棚から拾うかして(そんなんするのおまえだけだ)(1回だけだもん)先に本誌を読んでいただけたらいいなぁと。

ぜひ本誌を読んで、この衝撃を味わうことを全力でオススメします。おせっかいですけど。

ではでは、以下今週の感想です☆

●今週のスパナさん

ビアンキになりたい。

正一:「僕はまだ戦える!」

あ。
意外と元気だ。

正ちゃんが大丈夫そうで良かったです。自分の縮こまりがちなノミの心臓、なんとか持ちこたえることができました。ふー。

しかし、ずっとずっとずっと知りたいと思ってた正ちゃんが白蘭サンに戦いを挑む理由、そして「夏のおわび詰め合わせ」との関連、がいきなり明かされて、月曜の朝からすごいテンション引き上げられました。

白い装置のときは、来週あたり謎解き来るぞーっていう予感があったから、それなりに心の準備的なものができてたんだけど、今回はここで謎解きが来るとは思ってなかったからびっくりしました。ええ今週は濃かったです!

まずはサブタイ「ファレノプシス・パラドックス」
「パラドックス(逆説)」はともかく「ファレノプシス」って何なのさ、と思って検索したら、胡蝶蘭のことでした。これってやっぱり白蘭サンの象徴なんでしょうか。

ちなみに白の胡蝶蘭の花言葉は「変わらぬ愛」「清純」だそうです。ははは(渇)

獄寺:「ほら・・・メガネだぜ・・・」

うん笑うとこじゃないって知ってる。
でもなんか、「水だぜ・・・」とかなら分かるけど、メガネかよ!と(笑)
最近メガネがウケアイテムに見えて仕方ない自分はたぶん病気なんだと思います。

ツナ:「わからないよ!」

REBORNはバトル漫画にも関わらず当の主人公が戦闘狂ではないので、戦う理由が必要なんですよね。ツナのそういうところが好きです。

正一:「ランボさんを助けたことで~お礼に木の箱をもらうんだ」

正確には家壊した詫びな(笑)
あのへんの記憶を美化したくなる正ちゃんの気持ちはよーく分かるけども(笑)

正一:「それがなんなのか知らずに~足に落としてしまった」

10年バズーカとかは知らなかったとしても、とりあえずどう見ても兵器です(笑)お姉さんの発言を真に受けすぎだ正ちゃん!(笑)

ああ、なんか今話で正ちゃんがめちゃくちゃ可愛く見えてきました。チョイス考えたり匣(メローネ基地)開発したりツナたちを騙しきったり、きっと天才的に頭がいいはずなのに、ちょいちょい見せるパニック癖とか腹痛とかの神経ほっそいとこがすごくステキ。

昔は昔できっと優等生だったろうに、バンドにはまってミュージシャン目指して、教科書燃やしたり進路指導票にヘンなこと書いたりとかするとこがすごくステキ。

高校に入ってスパナに出会った頃には、もうすでに来るべき未来の姿を知っていて、白蘭サンと戦うつもりだったんですよね。中学高校と重い青春だったんだな。ロボコン出てる場合か。むしろ白蘭サンと仲良くチョイスとか作ってる場合か。彼の半生を描いた伝記とかあったらすごく読んでみたい(笑)

結果、正ちゃんは最初に見た未来、つまり大学に行って白蘭サンと出会う未来を選択した・・・んですよね。
もう、キャンパスで白蘭サン発見するなり刺し殺しちゃえば良かったのに(過激派)

えーっと、大学生正ちゃんは白蘭サンと仲良くなって、中学生の自分と白蘭サンが2回目に会ったタイミングで白蘭サンが能力に目覚めるのを知ってて、そこはスルーした上で、一緒になってミルフィオーレを作り上げ・・・ちゃった・・・?

白蘭サンが「同時刻のパラレルワールドにいる全ての自分の知識と思意を共有できる」ということは、つまり白蘭サンが一度能力に目覚めてしまったら、もう取り返しがつかないということで。大学生の正ちゃんが、白蘭サンと中学生の自分を会わせないように工作しなかった理由が今のところ、自分の中で最大のナゾです。

獄寺の重要なセリフ「わざわざガキのオレ達が戦うってのはいまいちピンとこねぇぜ」にも掛かってきそうで、次週以降に要注目です。

それでそれで、正ちゃんとツナとヒバリさんが組んだのがどのタイミングだったのかがすごい気になります。中学?高校?もっと後?そのあたりも次週分かるかな。どきどき。

そういえば、10年バズーカって、バズーカの砲身には特に意味はないんですね。マジカルなのは弾の方で、バスーカ自体はただの発射台。
このへんの仕掛けは普通のバズーカと同じ。たぶん。

リボーン:「了平 晴れゴテを開匣しろ」

今回の正ちゃんのロングトーク、まさか遺言じゃないだろうなとか一瞬心配になったけど、ボンゴレ専属白魔の了平兄さんがいるからなんとかなりそうよ。晴コテは万能ではなかったと思うけど、応急処置的にはOKそう。

これで来週いきなり正ちゃんお亡くなりになったりしたら時間差攻撃で逆にびっくりします。大丈夫だよね大丈夫だよねコレ。

リボーン:「例えばオレとお前の出会いだ」

パラレルワールドの仕組みについては、1話使って説明してくれたのでだいぶ分かりやすかったです。

リボーンの挙げた例、ツナの超ダメ人生がケガしてるサラリーマンってとこがベタで楽しかった。犬にでも追いかけられて転びましたか。そういえば初期はかなりのダメっ子だったもんな・・・でも、いまだにマフィアのボスになりたがらないツナは心底かわいいです(笑)

正一:「僕が目覚めさせてしまった能力を己の欲のために悪用したんだ」

自分のいいように未来を変えようとした正ちゃんも悪いっちゃー悪いんですが、そもそもランボ(つかリボーン)によって家半壊された一般人である彼、ランボさんやリボーンを恨まないのって偉いです。
人生めちゃめちゃにされてんのにフレンドリーとか、ほんと前向きないい人だ。

とりあえず。すべての元凶は正ちゃんでもランボさんでもリボーンでも白蘭サンですらなく、10年バズーカを5歳児に任せたボヴィーノのボスであることは間違いない(笑)

ギャグ漫画でバトル漫画でSF漫画なREBORNです。チョイスの行方については次週に持ち越し。掲載順は4番目と健闘中、最近高くて嬉しいです!

・ちょっとだけ追記。標的252追記「白蘭とラジエルのこと。」

・WJ34号・標的251「チョイス終了」の感想はこちら。
・WJ37・38合併号・標的253「ファレノプシス・パラドックス」の感想はこちら。

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