REBORN(リボーン)標的294の感想(ジャンプ(WJ)2010年29号)
※WJ2010年29号の感想です。未読の方はネタバレ注意※
※最新の感想はこちら。●WJ感想
標的294:「決意」
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「獄寺君の声が 震えてた」
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はあ・・・(ため息)
今週の展開はいろいろショックが大きかったです。笑いどころゼロ。癒しといえばクロームちゃんの存在と、獄寺が本気で怒ってくれたこと。のみ。
あ、あと表紙絵ですね。表紙は山本の部屋かな。獄寺が笑ってるよ!これ現実だよね!現実にあったことなんだよね!イメージ映像じゃなくて!(なんでだよ)
はあ・・・(ため息)
めそめそめそめそしつつ、以下順番に感想です。
9代目:「それにわしはまだ諦めたわけでは・・・」
何気に見逃せない、9代目おじーちゃんが言いかけたこのセリフ。
ツナが断っても、やっぱりアッサリ引き下がる気はなかったみたい。そりゃそうかな。
きっと、3年後、6年後、とか節目節目に「どう?ボスやらない?」みたいなコンタクトが来るんだ9代目から。それちょっと怖いかな(苦笑)
ツナ:「ボスを断ったのバレたのかな・・・?」
いやいやいやいやいや。
ここね。
今週唯一のツッコミどころだったのね。
だって数秒前の発言を聞いて速攻電話掛けて来るとか、もしそうだったらYOUの右腕は間違いなく盗聴器を仕掛けてます。もうちょっと信じてあげてツナ(笑)
了平:「今手術室だ!」
手術室に飛び込んでしまったツナの行動は、誰にも責められないと思う。もし彼を「軽率」とか「愚か」とか、そういう風に100%本気で思う人がいたら、たぶん自分はその人とは一生分かり合えない。それぐらい共感した。
もちろん、お医者さん的には「コラー!」って感じだと思うんですけどね。
獄寺:「やった奴は許さねえ!」
ここで獄寺が怒ってくれたのがすごく嬉しかった。いや、山本とはいっつもケンカしてるけど、ヴァリアー編そして未来編を経て絆はしっかり生まれてるはずだから、心の内としてはもちろん怒るのは当たり前だろうと思う。
けど、それを思いきり表に出してきたのが意外でした。山本本人がその場にいないっていうのもあるとは思うけど、なんとなく隅っこで静かに怒ってそうな気がしたので、怒りを抑えられずにあらわにするほど、本気で怒ってるんだ、と。
クロームちゃんが来てくれたのも嬉しかった。泣いてくれたのも嬉しかった。そしてヒバリさんがいないのがちょっと寂しかったー。獄寺はきっとヒバリさんか、でなければ草壁さんに連絡を入れてると思うんですが(携帯番号知ってるのかな?)、ううーん、病院に駆けつけはしなくても、なにか裏で暗躍してくれてることを願います。無視はないよね。
そういえばこの病院ってヒバリさんの支配下にある病院ですね。標的29でツナとヒバリさん(と獄寺)が入院したとこ。ああ懐かしいなぁあの頃は平和だった(涙)
水野:「オレだけ先に帰ったんだ」
今週一番のショックがここ。
水野君はウソをつきました。ウソをつきましたし、そのウソは山本が無事に目を覚ましたらすぐにバレるウソです。
つまり、水野君は山本を殺すつもりで攻撃をしたし、今も「ウソがバレないといい=山本がこのまま助からなければいい」って、少しでも思ってるっていうことで。
うわー・・・。
キッツいなコレー・・・。
水野君個人としての思いと、シモンの一員としての思いに違いはあるのか、とか。
あーちゃん、らうじ君、御バカ様等々、他のシモンのみんなもやっぱりグルなのか、とか。
シモンファミリーの目的がまだハッキリと分からないこともあり、山本の容態がまだハッキリと分からないこともあり、今週は本当に謎ばかりが残って胃の収まりが悪いです。涙。
獄寺:「そう言われてみりゃたしかに!」
クローム:「・・・うん」
イタリア語できる子2人ですね。
ランボさんは、まだそんな難しい単語は知らないのかも。
リボーン:「忘れてはならない戦いの記憶を」
えーと、誰の?と思いました。
最初は、戦乱の時代の象徴として「忘れてはならない記憶」と言っているのかと思ったんですけど、もしかしたら、ある特定の戦いを指して「忘れてはならない戦い」と言っているのかな、と思い直しました。
なんだろう、それがもしかしてVS.シモンファミリーの戦いだったりしたんだろうか。
ツナ:「絶対に捕まえるんだ!」
犯人確保のために継承式に出ることを決意するツナ。これは「継承式に出る」ことを決意したのであって「ボンゴレ10代目になる」ことを決意したわけではない・・・んですよね?
9代目には、ダミーの継承式にしてほしいことを正直に話すのかな。それは許されることなんだろうか。ボンゴレの面子的に。
ツナの涙が辛すぎて、朝からこっちも涙でした。でも「オレのせいだ」とか自分を責めるのではなく、これ以上の被害を出さないようにとにかく行動を開始するツナは、ずいぶん強くなったと思います。
「成長」の話をすると、ストーリーが進む中でツナと獄寺の2人が一番成長いちじるしいというか、変化を見せた人たちだと思う。あとクロームちゃんもかな。
獄寺なんて、誰も信じないぜな勢いだった初登場時から、ツナを信じるようになって、他の守護者たちを信じるようになって、っていう過程を見られて、自分としては本当に幸せです。
逆に意外と完成されていたのが了平兄さん。この方は初登場時からほとんどブレません。さすが常時死ぬ気男。あとは相変わらずの幼児ランボさんも(笑)
ヒバリさんと山本も、最初からある程度完成されていたように思うんだけど、この2人の場合は、自己流にも関わらず負け知らずだった人生に「敗北」ができたこと、そして自己流だけでなく良き指導者を得たことが大きな転換点だったんじゃないかと思います。
ヒバリさんは骸さんに負けたこととディーノさんに出会ったこと。山本はランチアさんγさん・・・よりはやっぱり幻騎士に負けたこととスクアーロに出会ったことが大きそう。キャラが心身ともに強くなっていくのを見守るのが、ストーリー漫画の醍醐味だと思います!
そんな感じで今週はびくびく、来週もどきどき。継承式開幕・・・っていうと、やっぱりヴァリアーとディーノさん・・・(そればっかり!)
山本がケガで継承式欠席なことを知ったら、スクアーロとかまた怒りそうだな。むしろ存分に怒ってやってほしいと思います。愛があれば良いのです。
最後にいきなりサッカーの話。
ワールドカップは、もちろん日本とイタリアをメインに応援してます!とりあえず日本がトーナメントに進んでくれること、そしてイタリアは二連覇してくれること、を期待してるんですが、なんか意外と日本よりイタリアが心配になってきた。がんばれー!
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・WJ28号・標的293「すれちがい」の感想はこちら。
・WJ30号・標的295「継承式」の感想はこちら。
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