REBORN(リボーン)標的298の感想(ジャンプ(WJ)2010年33号)
※WJ2010年33号の感想です。未読の方はネタバレ注意※
※最新の感想はこちら。●WJ感想
標的298:「圧倒」
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「今日この日がボンゴレ終焉の始まり」
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痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛いってば!!!
・・・と終始叫びっぱなしの今回でした。いや、サブタイ見た瞬間からイヤーな予感はしてたんですけどね。
そして、うん。
すいません今めっちゃ怒ってます自分。
許さん・・・許さんぞシモンファミリー・・・!!(めらめら)
エンマ君もあーちゃんも御バカ様も水野君もしとぴっちゃんもらうじ君もストーカーも酷い!
ボンゴレのみんなが何をしたっていうんだ!酷い酷すぎる!
たぶん珍しく、怒りながらの感想です。落ち着け落ち着かなくては。めらめら。
えーと、今週はセンターカラーです。ね。戦闘モードのツナとエンマ君。美麗です!
エンマ君の額の炎は、ツナやバジル君のと違って「T」型なんですね。イタリア語で「大地」を表す「Terra(テラ)」から来てるのかなーと思いました。
エンマ君は、どうやら今シリーズのボスキャラってことが今週確定してしまったようなんですが(しくしく)、えーと、今まで「骸→XANXUS→白蘭」ってきたボスキャラの面々から考えてもやっぱり異色ですね。弱い子キャラ。本格的に敵対する前に交流があったっていうのも今までになかった感じで切ないです。うう。
しかし武器・・・というか武装したときのビジュアルかっこいい。エンマ君の周りをくるくるしている文字の帯みたいなの、あれ何かの言葉なんだろうか。読めるんだろうか。
ツナ:「人を傷つけることは誇りを取り戻すことじゃない」
シモンファミリーのカミングアウトにうろたえない超ツナがかっこいいです。「仲間(山本)を傷つけた」っていう許しがたい事実がある以上、いくらツナが優しい性格とはいえ、ここで変に揺らいでほしくないので嬉しかったです。
ツナ:「やめろ!」
続くバトル・・・っていうかイジメ・・・?のシーンは、自分にはキツかったです。守護者のみんなの背骨が心配で心配で!このあたりからなんかもうエンマ君に対しての怒りの気持ちが・・・抑えられない感じになってきて・・・うがー!!
だって「初代シモンと同じ苦しみを」とか、すごい陰湿じゃないですか発想が!びっくりしたよ!なんか暗い!なんかイヤだ!
そしてこのエンマ君の超能力じみた遠隔攻撃はすごく厄介な気がします。一対多数の戦いでは無敵なんじゃないだろうか。すごい疲れるとかもない感じだし。
炎真:「なのに君は!」
これってあれですよね。助けに来てくれなかった・・・っていうあれですよね。
めちゃめちゃ尾を引いてる・・・取り返しのつかないことになっている・・・。
だから置手紙するならツナの机に五寸釘で打ち付けるくらいのことしなきゃダメだったんだって!いいのよ元々お兄さんと御バカ様のせいで半壊状態だったんだから!(他人事)
アーデルハイト:「シモンリングと初代シモンの血は7日ほどで完全に馴染む」
「先日の地震」によって出土したシモンリングですが、意外と情報(トリセツ的な)があるんですね。ということは、シモンリングはまったく知られていなかった存在ではなくて、伝説上、あるいは所在不明だっただけで情報は伝承されてきたものだったってことでしょうか。
もしくはこれも、XANXUSの氷を溶かした、白蘭サンを適合者として選んだ、「誰か」の意志が介入してるとか。なんかその、入れ知恵をしたりして。
とりあえず、白蘭サンの世界征服をシモンファミリーが阻めなかったのは、「ツナたちによる未来改変の結果→地震が起きてシモンリングが出土した」というのは、未来改変前には存在しなかった未来なので、シモンファミリーは弱小のまま何もできなかった、というのでいいのかな。いいんだよな。
スクアーロ:「そこまでだぁ!」
・・・と出てきたヴァリアー達を押さえ込んだ、あーちゃんのこの力は・・・なんだろう。
氷?氷河?
大地の七属性っていうくらいだから、大空の七属性(嵐とか雲とか)と同じように七つあるんですよね。エンマ君はきっと「大地」だと思うけど、他のみなさんの属性が気になります。
氷河、火山、砂丘、とか?
大地の、っていうと、FFでいう風水士みたいなイメージです。地形を操る魔法使い。関係ないですがFFTがめちゃめちゃ好きでした。シナリオはクリアしたのに、その後に最強パーティーを目指してレベルアップを重ねた唯一のRPGです。PSP持ってないしWiiで出してほしい。閑話休題。
えっと、とりあえず、このときのベルは全然やる気がないと思った(苦笑)
加藤:「クロームちゃんは連れて行くよ」
火に油。(自分の)
尾行→買う物チェック→匿名の贈り物→求婚、と超・順調にステップアップしてきたストーカーがついに「強制拉致」という実力行使に出やがった出やがりましたよ骸様!デートの約束とかしてないし!出た脳内補完!このストーカー!ストーカーめ!!(ぎゃーぎゃー)
そういえば、REBORNって意外と、ヒロインがさらわれて云々っていう展開はなかったんだなぁ・・・と思い出してみる。ポジション的に近かったのは黒曜編のフゥ太かな。
うん、とりあえず加藤さんは眼帯美少女が突然怒り心頭のパイナップル青年に変わって腰を抜かしやがればいいと思った。世の中そんなうまい話はないんだからな!浮世の厳しさを思い知れ!!
アーデルハイト:「帰りましょう。聖地へ」
「聖地」って。
あの小汚い民宿のことっすか?(違う)
まさかイタリアじゃないよね。それは困りますツナ達の出席日数的な意味で。京子ちゃんやハルの出番的な意味で。
えー。そういう感じで、信じて信じて信じてきたシモンファミリーご一行様にあっさりと裏切られて意気消沈の今週感想は以上です。しくしく。
今回でもう、「ごめん」で済む範疇を完全に超えましたからね!いや山本の時点ですでに臨界点突破してたのは間違いないんだけど、さらに決定的になりましたからね!もう謝るだけじゃ許さないぞ!「君が賭け金をつりあげたんだ」というのは村上春樹の小説に出てくるセリフですが(何かと応用が利くセリフなのでよく覚えている)、今まさにそんな気分ですのよ!
ようく覚えとけ。「君たちが賭け金をつりあげたんだ」。
希望といえば、大好きなヴァリアーとディーノさんの日本滞在がこのまま延びてくれそうだ、今後も出番がありそうだ、とそのあたりかな。継承式がご覧の通りにぶっ潰れましたってことを報告したら、もしかしたらボスもイタリアから来てくれるかもしんないし!そのときに、ちっちゃいフランを同伴してきてくれるかもしんないし!(希望は捨てない)
あとマイ隠れラバー・ランボさんの姿が見えないんですが、らうじ君の着ぐるみにでも潜り込んで敵地潜入してたりしないだろうか。いやそれはそれで危なくてちょっとイヤなんですが、今回破壊されなかったボンゴレリングは、山本の雨のリングとランボさんの雷のリングだけだと思うので、マイラバー活躍の伏線だったりしたらいいな、と思う次第です。えと、もしできれば10年後姿にもなってね!(希望は捨てない)
今後の展開としては、継承式編スタート時のボンゴレ&シモンのほのぼの交流劇が「あの頃は良かった・・・」と読者をしんみりさせるためだけの仕掛けではなく、シモンメンバーの結束を崩壊させる火種になってくれることを期待しています。
彼らの中では、あーちゃんだけがVS.ヒバリさんで全っ然和解してないんだよね。ツナに裏切られたと思い込んでいるエンマ君と、ハナからボンゴレを信用していないあーちゃん。この2人以外のメンバーが、ちょっとずつボンゴレ寄りになっていってくれるだけの根拠になってくれたらいいな、と。そう思ってます。
感想書き始めた時は本気でマジギレ状態だったんですが、書き終わってみるとちょっと落ち着きました、良かった。
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ちょこっと追記→標的298追記「新キャラ7人の属性予想ほか。」
・WJ32号・標的297「血」の感想はこちら。
・WJ34号・標的299「タルボ」の感想はこちら。
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