REBORN(リボーン)標的404感想(ジャンプ(WJ)2012年45号)その2
※WJ2012年45号の感想その2です。未読の方はネタバレ注意※
※最新の感想はこちら。●WJ感想
標的404「最後の拳」
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「この顔に見覚えがあるだろう?」
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死ぬとか死なないとか言っちゃってる感想その1はこちら。
なんかまとめると、
REBORNが終わるのはそりゃ嫌だし怖いけど
↓
一番嫌なのは伏線うやむやのまま納得いかない形で終わってしまうこと
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伏線きっちり解決してきれいに終わるならそれはそれで素敵
↓
だって自分にも、恐れ多くも天野先生にも、最悪寿命はあるわけだし・・・
↓
でもできればときどきNEXT!あたりで外伝とか読切とか描いてくれたら最高ッス!!!
的な。
バミューダ:「光速となる!」
完全文系としてはこのあたりは理系の人に、お、お任せしたい!(脱兎スルー)
あと横顔見て気づいたけどバミューダさんはお鼻がないのか・・・それだけでだいぶ異形な感じになるんですね。キャラ造形奥深いです。
ツナ:「りゃあっ!!!」
胸のすくようなこのページ。
構図とか、好きだなあ・・・鮮やかだよなあ・・・REBORNは画面の切り方とかカメラの視点の置き方とか、そういうのもいいんだよねえ。きれいなんだよねえ。好きなんだよねえ。
バミューダ:「完敗だ 沢田綱吉」
白蘭さんのときもそうだったけど、骸さんのときもそうだったけど、こう、味方だけじゃなく敵に対しても「救い」を与えられるツナが本当に大好きです。仲間を傷つけた憎い相手を、力ある者がたたきのめす、のが普通の形じゃないですか。漫画でもリアルでも。でもツナは違って、たとえ敵対した相手でも、その拳で相手になにかを抱かせること、なにかを悟らせること、それができる人なんだって思ったら、なんかもうすごく静かに感動しました。これが大空属性の器というか、最近もどこかに書いたけれど、悲劇の連鎖を食い止めて戦いを「終わらせられる」人なんだって。知ってたけど、分かってたけど、ツナは本当に優しく強い人だって思う。
大好き。大好きです主人公。ああ、やっぱり寂しいな・・・。
尾道:「優勝はリボーンチームです!」
何を言いたかったかというと尾道さんではなくて(酷え)、左コマのツナ達の表情かなー・・・ハイテンションな尾道さんとの対比が皮肉ですね。唇かみしめたみんなの表情からしても、やっぱり最終的に優勝チームのメンバーだった人が(生きていれば)アルコバレーノにされるってことなのかな。あと獄寺が大変美人で素敵でした(えへへ)
γ:「全員病院に運んだ!」
あーりーがーとーうー!!!
ボス以下重体のみなさんを助けてくれるのはアニマルズとかではなく意外と現代医学でした。うん大丈夫、きっと大丈夫だよね!クロームちゃん骸さんヒバリさんエンマ君はまあそれほどでもないケガだってことかな!大丈夫なのかな!そしてきっとこの場にいないメンツ(レヴィとかルッスとか正ちゃんとかスパナさん(!)とか)が救急車に同乗してるんだろうなって想像しとく。結局ベルはいたのかしらいやいないわけないと思うんだけど。並盛中央病院忙しすぎる。
改めて触れてみますけど、いつもの公園で爆発音がしたり人の叫び声がしたり救急車が集まってきたりするものだから近隣住民の方々には絶対「ヤクザの抗争だわ」って思われてると思う。うん正解です。
ツナ:「だけどアルコバレーノを見殺しにしてでもチェッカーフェイスを倒すって考えには賛成できない」
このへんの解決策は、枯渇したおしゃぶりに炎を注入・・・っていうことだったと思うけど、ええと、いまこの場にいる(たぶん)属性の人たちは、
大空:ツナ
嵐:獄寺
雨:山本
雷:γ
晴:了平
雲:?
霧:?
雲と霧の炎を注入できそうな人が・・・いないっぽいのですがマーモンとスカル大丈夫ですか。あとラルも大丈夫ですか。いや大丈夫なんだろうけど。やきもき。
チェッカーフェイス:「この顔に見覚えがあるだろう?」
まさかの割れアゴ着ぐるみにびっくりです(そこ)いや仮面の下の顔もさらにダミーでさらに服とか首とかもついてるとか、これはすごい着ぐるみ。ルパン三世のようですおじさん。川平のおじさん・・・ということで伏線のカタマリこと川平のおじさんがここで登場。うわあそうかあ・・・チェッカーフェイス=川平のおじさん、っていう説は、もしかしたら世間的にはメジャーに流布していたのかもしれないけど自分は全然思いもよらなかったので(主に割れアゴのせいで)驚きましたー・・・へえええほううう!!「感想その1」でも書きましたが、これでさらに彼が「ある思考」であるとするならば、伏線上にいる「謎の人物」だった3人がすべて同一人物、という自分的には大変おいしい展開でございます。元々ミステリー好きだったんで、こんなん大好きです。
イーピンとはもう絡まないのかな。どうなのかな。そわそわ。
なんか寄り道ふくめていろいろ語りましたけど・・・結構揺れてます自分の中では。何度も繰り返して恐縮ですが、「最終回をこの目で見たい」っていう気持ちと「やだやだ終わらんといてー!!!」って叫びたい気持ちとがないまぜ状態。でも一番恐れていた「伏線残したまま終わる」にはならなさそうなので、ここ1年くらい地味に胃を痛めてきた掲載順問題から解放された清々しさもちょっとあるんです。最終ページの川平のおじさんのお顔を見て、ホッとしたっていうのはある。あります。
うん、でもやっぱり寂しいな。寂しいよ。
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・WJ44号・標的403「究極の死ぬ気」の感想はこちら。
・WJ46号・標的405「7зの過去と未来」の感想はこちら。
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