「PSYCHO-PASS サイコパス」感想 第12話:「Devil's Crossroad」
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年明け一発目のサイコパス!年末のゆきちゃん爆弾からどうなることやらと思っていたらまるまる過去話でした。そうきたか。そして初の英語となったサブタイトルは、直訳「悪魔の交差路」。なんか地獄の一丁目みたいで素敵ですね(そうかな)
舞台は3年前、そしてメインは六合塚さん!3年前は朱ちゃん不在、縢くん不在、佐々山さん健在。ギノさん征陸さん唐之杜さんは現在と同じポジで狡噛さんはまだ監視官でした、と。24歳ギノさんが今より若干素直で楽しかったです。佐々山さんは、今まで狡噛さん絡みで語られることが多かったけど、そういえばギノさんも結構お知り合いだったのよね、と思い出す。あとギノさん佐々山さんが車内で会話してるの聞いてて思ったのは、このお二方の声がとてもいいなってことでした。響きがいいというか、聞いてて心地いい声ってあるものですね。
分析官の唐之杜女史を除いて、この頃はギノさん狡噛さん(監視官)と征陸さん佐々山さん(執行官)の4人が実働部隊で動いてたみたい。だいぶ男くさい職場だったんだ(笑)
過去話でしたが、佐々山さんお星様になる、のエピソードは今回は絡まずで、六合塚さん執行官になる、のお話でした。今までひたすら謎の女性だったので(しかし自分的に一番のお気に入りだったので)嬉しいです。こんな感じでそろそろ唐之杜女史にもスポット当ててほしい(そわそわ)
六合塚さんが潜在犯として収容されてた施設は、なまじ清潔感がある分いろいろエグい感じですね。こんなんで色相安定するんかい、とか思ってたら、やっぱり社会復帰者はほぼいないらしいです狡噛さんいわく。だろうな。しかもその「成果の上がらない」事実が問題視されてないってことは、もうそもそもが「更生施設」だなんて思われてないってことですよね。更生が目的じゃない、ただの入ったら出られない隔離施設なんだ実態は。怖。
ギターの弦が許可されなかった理由は、使い様によっては武器とか自殺の道具とかになりえちゃうからかなあと勝手に想像。あと数値118なら100切るまで本当にもう少しだったのね。正直、執行官になってその数値が上がったのか下がったのかちょっと気になる。100切ってないからこそ執行官のままなんだろうけど、執行官になってから治りかけ(?)てたサイコパスがみるみる急上昇してるとかだったら皮肉だなって(苦笑)
あと芸術が認可制ってのはすごいなーと思いました。公認じゃない芸術が禁止とまではいかないにしても、社会からの扱いは結構違うんだろうな。表現の自由がないんだ。たぶんメジャーとインディーズの違いとかのレベルじゃなくて、非公認はアングラ扱いされてそうな勢い。想像するに公共の電波(テレビとかラジオとか)にも乗れないのじゃないかと。
でもリアルで言うと、紅白の出場者決めとかってそういうバイアスかかってそうな気がします、と小声で言ってみる。健全な音楽を集めてるっていうか。いや紅白自体は年イチの家族番組だし否定するつもりは全然ないけど、むしろあれはあれで好きだけど、あんな感じのクリーンな音楽「ばっかり」が年中流れてる社会なのかな。やっぱりそれもちょっとな。
ストーリーとしては、執行官じゃなかったために止めたい人を止めることができなかった六合塚さんが「執行官になる」と決意するお話。その後リナちゃんを捕まえることができたのかどうかまでは描かれなかったと思いますが、どうなったのかな。
OPとEDが新しくなりました。とりあえず作り手様方が朱ちゃんのドヤ顔がお気に入りなことは分かりましたうん自分もあれ好きよ(笑)あと「キャラクター原案 天野明」のクレジットを確認するのが毎度のファンのたしなみ。
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