「PSYCHO-PASS サイコパス」感想 第18話:「水に書いた約束」
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・・・なるほどぉー・・・(なにその感想)
サブタイは「水に書いた約束」。「約束」は狡嚙さんと朱ちゃんの「刑事でいる」っていう約束のことだよね。「水」はなにかなあ涙かなあ。語感的に「絵に描いた餅」しか浮かばなくていろいろ台無しです(まって)
本編は禾生局長の腹黒っぷりが際立つお話でしたムカムカ。マキシムを殺さずに保護する理由を、まさかシビュラに取り込みたいからとは言えないので適当な理由(事情聴取)にすりかえるあたり小憎らしいですおばあちゃん。対抗するギノさんも言いなりになることなくよく頑張ったけど、それにもまして今回は朱ちゃんが凛々しかった。とにかく凛々しかった。
狡嚙さんとのエレベータ前の会話シーン。「約束」のくだりはもちろん、朱ちゃんのすごさは常に自分の中に自分の言葉で「意見」を持ってるところだと思う。芯がブレないところだと思う。「裁判をするしかない」とか、ただオロオロと「どうしましょう」じゃないところがすごくいい。かっこいい。もちろん、その後の機転を利かせて狡嚙さんを撃っちゃうところは法を守りながら人を守れる、朱ちゃんのすごさの表れだと思います。
征陸さんからの「伸元」呼びを受け入れるギノさんも良かった。このドライな親子が好きです。「犬でも主人でもなくボールになれ」は征陸パパの老獪さが見えた瞬間でなんか深い・・・いつもいつもボールじゃ仕方ないけど、時には犬になり時にはボールになりすることも必要だよってことかなあ。組織だなあ・・・。
狡嚙さんにヘルメットを間接的に渡した唐之杜女史は、思いっきり慎也くんに死亡フラグ立ててくれちゃったけど、あれ自分自身のことは言ってない・・・よね・・・?(怖)ミスを装ったとはいえ、証拠品を執行官に持ち去らせた唐之杜さん自身に罪ができるってことはないのかしらどきどき。いや「罪」って概念は社会的に元々無いのか。なら大丈夫かなあ唐之杜さん何やらかしても結構色相安定してそうだもんね。高止まりだけど(ケンカ売ってんのか)
心配なのは征陸さんも同じくで、なんだか縢くん含めた潜在犯4人(六合塚さん除く)が微罪を犯しまくってるようで戦々恐々です。狡嚙さんは微罪どころじゃないけど、最終回まであと4話かあ・・・どうなるのかな・・・。たとえばこの流れでそのまま行くと、狡嚙さんの手紙通り「朱ちゃんが狡嚙さんを撃ってEND」になるけどそれじゃあまりにもそのままだし自分も嫌だし。自分も嫌だし(2回)
ここはひとつ、最終的には狡嚙さん無罪放免、縢くん無罪放免(生きてるもちろん生きてる)、シビュラに頼らない社会を作ろう!未来は苦難に満ちているしかし明るい!以上!みたいな清々しい(そうかな)終わり方を希望したいです。マキシムは、うーん、じさつ・・・とかでどうよ・・・(小声)
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