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ワールドトリガー第18話感想(ジャンプ(WJ)2013年29号)

※WJ2013年29号の感想です。未読の方はネタバレ注意※
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   第18話「空閑 有吾」
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  「ボーダーに入んない?」
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さてさて18話、楽しいのう楽しいのう!今週は遊真くんパパとボーダーについてのあれこれが明らかになってきてわくわくでした!掲載順も心臓が痛いとかいう感じでもなく(来週カラーだ!)心穏やかに楽しめました良かったです。

遊真:「たしかおれが11のとき親父が死んだ」

さらっと言っちゃう遊真くん、千佳ちゃんキューティクル美しい(そこ)いま15歳の遊真くんが11のとき、ってことは4年前。近界民が最初に三門市に現れた4年半前の時点では遊真パパは生きてた・・・かな?遊真くんの誕生日によっては微妙なところ、もしかしたら亡くなった原因に関係してるのかもしれないなあと思います。三門市に侵攻しようとするトリオン兵を止めようとした、とか。あと「ご・・・ごめん」の言い方からすると、千佳ちゃんのご両親は生きてるのかな。死んでたらもっとクールな反応になりそう。どうしてるのかなって思ってたのでちょっと安心しました。

しかし遊真くん、パパが死んですぐこちらに来ることができなかった理由とかはあるんだろうか。そんなに簡単には来れない?とか?この4年のタイムラグにレプリカ先生は絡んでるんだろうか。謎が解かれるごとに謎が増えていくようで、うん楽しい。でも10歳とかの子どもに対して「もしオレが死んだら」っていう話を「よくそう言ってた」っていうのは、想像すると本当に過酷な環境。いや、近界民の世界が大変な戦争状態ってのは語られてきてるけど、こういう遊真くんの言葉の端々に感じられるニュアンスにどきどきします。近界民の世界を見てみたいような怖いような。

遊真:「こっちの世界と近界民をつなぐ橋になる組織だって」

少し先で、遊真パパが旧ボーダーの創設者の一人だったことが分かるので、「旧」時期のボーダー、少なくとも遊真パパはそのつもりでいたみたい。「親父の知り合い」は城戸指令や忍田さんのことでいいのかな、しかし「知り合い」ってなかなか距離感のある言い方(笑)あと「親父の3つの教え」楽しかったです(笑)

忍田:「有吾さんの子と争う理由などない」

安定感のある忍田さん、相変わらず頼りになる方です。「有吾さん」という言い方からも遊真パパには親しみを持ってる様子、なんだろう遊真くんに対して甥っ子を見るような気持ちになっちゃうんだろうか。というかみなさん独身・・・?

あとあんまり意識してなかったけど忍田さんは城戸指令にタメ口なんですね。城戸指令・忍田本部長・林藤支部長+有吾さんの創設者ラインは今後も意識していきたいところ。あと「そのつもりです忍田さん」の迅さんがかっこいいので略。

迅:「今ボーダーは大きく分けて3つの派閥に割れてんだよね」

ってことで迅さん解説。わかりやすい!(ひいき)(じゃないよ!)

・「近界民は絶対許さないぞ主義」の城戸さん派
⇒城戸指令、三輪隊

・「街の平和が第一だよね主義」の忍田さん派
⇒忍田本部長、嵐山隊、沢村さん

・「近界民にもいいヤツいるからなかよくしようぜ主義」の玉狛支部(林藤さん派?)
⇒林藤支部長、迅さん

修くんなんかは一応、玉狛支部になるのかなあ。近界民に個人的な恨みはないんだよね今のところ。千佳ちゃんのお兄さんがどうなってるかでちょっと変わるかもしれないけど。しかしこの解説中も漂いまくる迅さんの兄貴的雰囲気がかっこいいので略。

唐沢:「何もしなくていいのでは?」

唐沢さん鬼怒田さん根付さんも一応、城戸指令と同じ「許さない」派なのかな。これが普通に思想的なものなのか、個人的恨みに根ざしてるのかは気になるところ。前者?あと灰皿が机に内蔵されてるところが地味に細かいなと思いました。そういえば机に灰皿なかった。

城戸:「あと数日待ては遠征中のトップ部隊が帰還する」

まだ見ぬ1位~3位のエースたちに期待とトキメキが止まらないわけですが(創設メンバーの二刀流の女の子出てほしい)、この「遠征」は三門市の外まで行ってるのかな?まさか近界民の世界ってことはないと思うけど、単に市外に出ることを「遠征」とは言わない気もするし待て続報。

A級1位の刀のエンブレムがやたら強そう。2位はチェスのナイト、3位は目?が見えない人がいるとか?うぬぬ気になる。来週のセンターカラー、「数日後」ってことで難しいかもしれないけど、最終ページあたりでばばーーんと登場してくれたら華があっていいんじゃ!ないかな!!(妄想興奮)

あと駅ホーム戦で遊真くんに惨敗した三輪隊の評価が落ちてなかったことにホッとしました。黒トリガー相手じゃね!仕方ないね!!(地味に三輪隊もすき)

迅:「ボーダーに入んない?」

うええそう来る、っていう迅さんの遊真くん勧誘。いやうん、まあそう、そうか・・・(動揺)いやこの「入んない?」のこのちょっとした挑発的な仕草に心臓ぶち抜かれ気味っていうか「入ります」(聞いてない)だから胸から腰にかけてのラインが!えろすぎると!あれほど!!すいませんもっと全身絵ください(うずくまり土下座)

ボーダーに入んない、ってことは別に玉狛支部に入んない、ってことじゃないよね。いや結果的にそうなるかもしれないけど、迅さん的にはあんまり派閥とか気にしたくないんだろうなあと勝手な願望。頭いいから(ひいき)(ではない)そういう人間関係的な要素もちゃんと計算し尽くして日々立ち回ってるんだろうけど(それは前回でよく伝わりました)、「なかよくしよう」とは言ってもやっぱりトリオン兵は倒さなきゃいけないし恨みを持ってる人の気持ちも知ってるだろうし。ううん難しい。

近界民と戦う組織「ボーダー」に近界民である遊真くんを勧誘っていうのは一見矛盾してるけど、でも遊真パパの「橋渡しになる組織」っていう初期理念に立ち返るなら、これ以上ない適材なのかも。黒トリガー持ちで無視できない重要人物だし。

遊真くんがどういう決断をするのか分からないけど、個人的には入ってもいいと思うなあ同い年の遊真くんがたぶんいきなりS級になって「なんですって!」するキトラちゃん見たいし(そこ)あとむしろ一緒に千佳ちゃんも入ってはどうか、なんて。

迅さんはサイドエフェクトで遊真くんの答えは見えてるのかな。もし「NO」の答えが見えてても、それでも「誘ったことに意味がある」って感じであえて言ってるのかもしれない。もし「断られる」未来が見えていても、「(結果が見えてたから)誘わなかった」のと、「誘ったけど断られた」だとだいぶ意味が違うものね。

今週の感想はここまでです。次はセンターカラーだよー!!嬉しいよー!!葦原先生のカラーがすごく好きなので来週もめっちゃ楽しみです♪7月に入ったらすぐ1巻発売でそれももちろん楽しみ幸せです♪

巻末コメント:「仕事場でUNOが発掘されたのでスタッフと勝負。安定の勝率最下位。なぜだ。」

WJ28号・第17話「迅 悠一②」の感想はこちら。
WJ30号・第19話「玉狛支部」の感想はこちら。

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