ワールドトリガー第30話感想(ジャンプ(WJ)2013年42号)
※WJ2013年42号の感想です。未読の方はネタバレ注意※
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第30話「嵐山隊④」
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「作戦終了よ」
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気づけばもう30話、としみじみしている暇もなく。先週もやばかったけど今週も相当キてました主にキトラちゃんが!いや瞬間風速的なのはキトラちゃんで(ページ開いてびっくりした)、でももちろんそれだけじゃなく全体的に集団戦かつ市街戦の雰囲気がすごい出ててゾクゾクした。すごい面白かった!
三輪:「嵐山さんは民家に炸裂弾(メテオラ)を当てたがらないからな」
敵味方が、お互いについてトリガーだけじゃなく性格とか傾向とかそういうのも知ってるからこそ考えられることがあるっていうのが楽しいです。あと無人の民家を気遣う嵐山さんこんなときでもイケメンだなあ、弟妹もとい家族や家の大切さを知ってるんだろうなあ(ほろり)嵐山さんて育ちがいいっていうか愛に満ちた家族で育ってきた感がすごいある。純粋ないい人オーラがたまらんですどうか彼に不幸なことが今後一切起こりませんように(祈る)
今回のボーダー同士の戦闘は、A級隊員をたくさん登場させてバトルを見せて、つまりメインキャラたちの紹介編と思っていいのかな。今後の展開としてはランク戦と遠征部隊選抜と近界民の世界への遠征が控えてるわけで、そこに今回登場したA級隊員たちがちょいちょい絡んでくる、その布石なのかなって思ってます。遊真くんチカちゃんがB級に上がったらトリオン兵とのバトルも入るかもしれないし、そのときに今回バトったA級隊員たちと普通に共闘していくと思うと胸が熱くなる楽しみすぎる。今回の登場が敵対からだったことを考えても、味方になったら超心強いだろうな。サポートとかし合うのか・・・楽しそう。
出水:「地形戦でカウンターねらいか」
おっとっと、がかわいいです出水くん。すいません好きなんです出水くん。「佐鳥見っけ」と「誰が弾バカだ」とビジュアルと隊服とアステロイドのデザインに惚れた。
当真:「それを考えるのは三輪の仕事だろ」
あ、そうなんですねって思いました。当真さんの方が年長だし隊のランクも高いけど、ここは『隊長』の肩書きを持つ三輪くんがリーダーなのか。船頭多くして、じゃないけど、そういう序列のつけ方とかはこうやってハッキリしてた方が混成チームになったときも混乱しなくていいなって思います。
佐鳥:「ひっそりと生きてますよ」
まだこそこそしてた佐鳥くん、年下のキトラちゃんに「まじめに働いてください」とか言われちゃうあたりなんとなく彼の隊内での立ち位置が見えてきたぞ(笑)特に優秀でボーダーの顔とまで言われる嵐山隊だけど、それはもちろん佐鳥くんも含めてなのよね、とか失礼なこと思ってすまんかったって今回最後まで読んで思いました(長い)最後はシメ役になった佐鳥くん、見せ場きっちりあってよかった!
あと、嵐山隊同士は通信できるんだ。菊地原くんがベイルアウトしたときに嵐山隊がお互いの心配をしなかったのはこれが理由かな。
嵐山さん視点の「レーダー」、「238/262」はトリオンの残量/トリオンMAX量かな。この時点では嵐山さんほとんど消費してないことが分かります。なんだかゲームみたいで楽しいですこれ。
綾辻:「了解しました」
おおお綾辻遥ちゃん17歳いた!単行本1巻のプロフからのイメージどおり落ち着いた大人しめの美人ちゃんですわっほい!!そしてとっきーいたー!!みかん飲んでるよみかんんん!!(落ち着いて)パーカーかわいいですまた会えて嬉しいです(まだ一週)しかしここはやっぱり基地の中なんだよね。城戸司令派とかに「オペレーターやめなさい!」とか踏み込まれたりしないのかしら。忍田さんが体張って止めてるとかだったら、ううん部下もかっこよければ上司もかっこいい!
あと嵐山さんは、隊の男の子は呼び捨て(充、賢)で女の子は苗字呼び(木虎、綾辻)なのね。紳士的な感じで素敵です。というか今回のバトル、嵐山さんの爽やかさが暴走しすぎててやばい。本当に「有能な好青年」って感じが素晴らしい。というか嵐山隊好き。みんなこみこみで大好き。
出水:「木虎はバッグワーム使ってんのか」
バッグワームは、これキトラちゃんは佐鳥くんのチップ借りたのかな?最後の佐鳥くんバッグワーム付けてないからそう思ったのだけど、でもみんな標準装備かなあどうかなあ。あとデフォルメで「がおー」みたいにしてるキトラちゃんかわいい・・・けどきみたちの脳内でこの現場最年少女子のキトラちゃんはあんな風にプチ猛獣的な感じに映ってんのか・・・あながち間違ってないけども(笑)
当真:「罠だってわかってても出てこなきゃなんないのが正義の味方のツライとこだな」
嵐山さんが正義の味方、ってことは、自分達がじゃっかん悪役入ってることは自覚してるのかな。当真さんは遠征部隊メンバーだからボーダーの裏の顔(たぶんある)も知ってるだろうし、対市民用にクリーンなイメージを保ってる嵐山隊とも、あと「自分達が正義」と信じてそうな三輪くんとも、ちょっと立ち位置が違うのかもなと思いました。
出水:「耐えるなー嵐山さん」
三輪くんも出水くんも嵐山さんには躊躇なく「さん」付け。三輪くんなんて特に迅さんの扱いとの差が光ります。哀。いや嵐山さんにそれだけの人望があるってことだろうけども!あと耐える嵐山さん爽やかなくせになんか色気あって困りました。この人本当かっこいいな!知ってたけども!ウソ下手とかもかわいいし!前回の時枝くんに続き今回も嵐山隊が大フィーバーです自分の中で。サブタイに偽りなし。
当真:「スコーピオンを脚がわりに」
そんな感じでバトルの行方にうはうはしてたら今回一番のびっくりポイントに来てしまった。ききききとらちゃん・・・失くした足に刃物仕込んで回し蹴りからの頭すぱーんとかもう米屋くん戦あたりから即殺のバトルスタイルがブレなさすぎて恐ろしかっこいい。眉ひとつ動かさずに先輩の頭すぱーんですよ時枝先輩の仇!って感じなのかな。これトリオン体でよかった。本当によかった。
佐鳥:「今度は当てたぜ出水先輩」
うすうす思ってたけど三輪先輩はスルーするあたり佐鳥くんと出水くんはそれなりに仲良しと見た。同じ高校だったりするんだろうかやだかわいい。
月見:「三輪くん 作戦終了よ」
最後にベイルアウトしたのは太刀川さんと風間さんかな。迅さんはベイルアウトできない(しくしく)から、どんでん返しで迅さん陣営の負けってことはなくこれで決着かな。良かったな!ていうか太刀川さんたちもこの満身創痍状態でラスボス遊真くんに挑み無事にパパトリガーを奪えるとも思えないのでこれで良かったんじゃないでしょうか。これでますます玉狛支部=脅威、の図式が本部側に焼きついてしまったことと思いますが、さてどうなるでしょう。今後の力関係とか気になる。
今回でバトルがほぼ決着。トリオン体でのバトルは本人が死ぬわけじゃないから派手な演出(首パーンとか)をどんどんできて良いですね。少なくともこちらの世界にいる限りは人死にが出ないっていうのは嬉しいです。次回はちょっと新展開があるかな?楽しみです!
(2013/9/18)ちょっとだけ追記しました。いろいろ間違いがあったので・・・。
巻末コメント:「充電器を外すと携帯の電池が数分でなくなる。これはついにスマホになるのか?」
WJ41号・第29話「嵐山隊③」の感想はこちら。
WJ43号・第31話「迅 悠一⑤」の感想はこちら。
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