ワールドトリガー第38話感想(ジャンプ(WJ)2013年50号) その2
※WJ2013年50号の感想その2です。未読の方はネタバレ注意※
※最新の感想はこちら。●別館:「ワールドトリガー」のページ
第38話「空閑 遊真⑥」
*********************************************
「子供が想像するよりも世界は残酷だ」
*********************************************
とっきーとっきーたちかわさんあらしやまさん言ってる感想その1はこちら。
感想その2です。すみませんいる人もいない人もみんなに萌えすぎて黙ってられなかったです。続きは本編を順番に。
遊真:「これで訓練は一通りやったな」
優秀すぎる遊真くんににこにこしつつ、「探知追跡訓練」で木の陰にいると小ささが際立って小人みたいでかわいいです(笑)あと満点を取っても20点、っていうのは意外と小刻み。より実戦に近いランク戦を重視してる感じがします。あとページめくったらいきなりとっきーいてびっくり!嬉しいびっくり!とっきー好きですとっきー。29話とか何度読み返したかわからん。細っこい感じたまらん。
時枝:「19週間くらいで4000点になるね」
感想その1でも散々わめきたおしましたがこの暗算の速さどうよ!頭いいな!こういう自分にできないこと(いっぱいあるけど)さらっとできちゃう人に本当に憧れます。この間の黒トリガー争奪戦でのみんなの戦い方見て、それこそ出水先輩みたいに爆量のトリオンで攻めまくる人ばっかりがA級じゃないって分かったけど、とっきーもその機転とか視野の広さとかで活躍してたから修くんもぜひその路線で頑張ってほしいと思います。ほんと好きですこういう子たち。
時枝:「ランク戦のやり方を教えるよ」
ゲームのチュートリアル見てるみたいで楽しい。あのもしワートリが素敵ゲームになった暁には、ぜひとっきーっていうか嵐山隊に初心者の館やってほしいです。そしたらハードから買います(ガチ)
ランク戦はC級~A級ごとにやるんだ。C級の遊真くんがA級の人たちに挑むことはまだできないんだ(なにを期待していたの)(いえそんな)風間さんが修くんに仕掛けた「模擬戦」はあくまで鍛錬の一環で、「ランク戦」とはちょっと違うのかな。
時枝:「C級ランク戦は基本的に仮想戦場での個人戦だ」
「C級ランク戦は基本的に」ってことは、B級以上は違うんですね。チーム組めるからチーム戦になるってことでいいのかな。前から気になってるのは、あるチームがあるチームに勝った/負けたとき、個人のランクにはどう影響するのかってことです。アタッカー1位とかのあれ。
迅さんが「ソロでアタッカー1位を目指す」と言っていたので、狙撃手以外の個人ランクは1対1のバトルで決まるのかなあ。そして隊のランクはチーム戦で決まる、とか。どちらも1度の勝敗でランクが変わることはなさそうだけど。たとえば5回勝ち越しで相手のランクと入れ替われるとかどうかなあ(ぶつぶつ)
時枝:「このパネルに武器とポイントが出てるだろう?」
見た感じ、
スコーピオン:3人
アステロイド:3人
弧月:2人
レイガスト:2人
バイパー:2人
メテオラ:1人
です。弧月がダントツ人気ってわけでもないんだ、たまたまの一部ですけども。あとアステロイドがミセスロイドのトーンで脳内再生される呪いに私だけじゃなくみんなかかればいいと思います。
時枝:「ポイントが高い相手に勝つほど点がたくさんもらえるよ」
少し後ですが新3バカに三連勝した遊真くんが1100→1325(+225)だったので今回は1人から75ポイントずつもらったことになりました。ポイント差が約2倍の相手に勝ってこれくらい、っていう目安になりそう。
遊真:「ありがとう ときえだ先輩」
かわいいから。
かわいいから!!
敬語は使えなくても(ギリ丁寧語)ちゃんとお礼言える遊真くんかわいい。いい子かわいい。ひらがなかカタカナでしか人の名前言えない遊真くんかわいい。意外とこだわりのある「先輩」呼びを速攻使う遊真くんかわいい(こなみちゃん・・・)1話の自己紹介もひらがなで書いてたし漢字苦手なんだろうな。戦い方とか見てても頭が悪いとかは全然ないんだけどそういうとこ弱いってのはかわいいと思います。あと「時枝だよ」ももれなくかわいかったです。なにこのかわいい空間。
レプリカ先生と2人きりでこちらの世界に来た遊真くんが、少しずついい人間関係を築いていく過程を見るの楽しいです。嬉しいです。
遊真:「おっ 新3バカ1号」
名前を覚える気などさらさらない遊真くんに吹きました瞬時に影差す1号くんにも吹きました。ああ、うん・・・ご愁傷様です。貴重な紙面を約2ページも占領しやがったのでむしろおめでとうございます。あろうことか遊真くんをご指名予約してしまったがために2号くん3号くんはもう始まる前からガクガクだっただろうな。哀。辛辣なレプリカ先生も素敵でした、このあと新3バカはもう1周搾り取られたのかそれとも部屋から逃げ出したのか。うん頑張れ。
林藤:「難癖つけて取り上げる気満々のくせに」
場面変わって、おっさん会議(+風間さん)!風間さんいっぱい出てくるなーいいなー!感想その1にも書きましたが、現役の中ではかなり重用されてるっぽい。太刀川さんもアレですがまだ見ぬ冬島さん(A級2位隊隊長と予想)もたいがいアレなのかもしれません。頭脳派ではないのかもしれません。高まる期待。
城戸:「黒トリガーの近界民にトリオン怪獣(モンスター)」
このネーミングは城戸さんオリジナルなんでしょうか。遊真くんはともかくチカちゃん(笑)トリオンモンスター♪♪♪(ファッションモンスター的な)しかしレプリカ先生のみならず城戸さんから見てもチカちゃんのトリオンは本当に規格外なんですね。知ってたけどあらためて。
城戸:「近界(ネイバーフッド)には無数の国がある」
こちらの世界(地球)と同じくらいの規模と思っていいんでしょうか、思ったより広い。あと近界(ネイバーフッド)って呼ばれてるのは初出。英語の「neighborhood」のまま。意味はご近所さん。
忍田:「可能性で論じることではないだろう!」
忍田さんいい人・・・!(ほろり)
しかしなにかひとつの話についても、特に近界民関係はいつも対立しますよね城戸さんと忍田さん。付き合いは長いし大丈夫とは思うけど、この先ちょっと心配。
城戸:「子供が想像するよりも世界は残酷だという話だ」
「大抵の場合 想像したよりも世界は広い」。リリエンタールのシュバインさんが14歳の令一郎さまについて言った台詞です大好きな台詞です。最終回への伏線になっているのでここで詳しくは言いませんがとてもとても深い台詞です。リリエンタール、最近特別に読み返したとかはないのにすぐに思い出しました。そういう台詞がたくさんある作品って本当に素敵です。ただ冷たいようで、でもそうじゃない。城戸さんの背負ってるものがとても気になります。
林藤:「なあ?蒼也」
蒼也って呼ぶんだ!ってびっくりしたのでピックアップ。意外と親しいのか林藤さんがフランクなのか。でも迅さんは「迅」(名字)呼びだなあ、でもあれは呼びやすいからかなあ、とかいろいろ。でも今後「悠一」って呼ぶ人が出てきたら悶絶する自分が。最上さんあたりを希望する!
あと、そんな林藤さんに対する風間さんの目が氷のようなのはいったいどうしたことだと思いましたが、この後ちゃんと会話しててほっとしました。風間さんお兄さん殺されてるのかー・・・三門市民で、しかもボーダーに入ってるってことで「犠牲者の遺族」はチカちゃん三輪くんだけじゃないのが確かに自然だけど。
風間さんも三輪くんも、お兄さんお姉さんは「さらわれた」んじゃなくて「殺された」んだ。風間兄の死因がトリオン器官を抜かれたからとは限らないけど、もしそうだとしたら、風間兄と三輪姉はトリオンがそんなに強くなかったんだよね。チカちゃんの爆量トリオンは麟児さんと共通で、だから麟児さんはさらわれたのかなーって思ってたけど、風間さん三輪くんはどうなんだろう。こちらも兄姉と同じで、あんまりトリオン強くないとかあるのかな。
だとすると、それでもA級やってる2人は相当努力したってことで、やっぱりその裏には肉親を失った悲しみがないわけないと思う。特に風間さんは身体も小さいし不利な面もあったと思う。
肉親を失っているチカちゃん、トリオン量が少なく知恵と工夫で頑張る修くん、身体が小さい遊真くん。風間さんが、三雲隊3人のそれぞれの部分に自分を重ねて共感してるといいなーとか思いました。いやトリオン量は勝手な想像ですけど。普通に爆量かもしれないですけど。
忍田:「近く起こると予測される近界民の大規模侵攻についてだ」
うおおおおバトル来る!?来ちゃう!?と思いきりたぎりまくりました忍田本部長!いやワールドトリガーが人死にの出る作品かどうかまだ分からないからバトル展開を手放しで喜ぶのもなんですけど、でもバトル見れるのは純粋に嬉しいんだよ!黒トリガー争奪戦で燃えまくったしあれほんと楽しかったしまだ戦ってない人たちもいるし玉狛とか!烏丸くんとこなみちゃんの共闘とか見れた日には爆発します自分が。レイガストをかっこよく操るレイジさんとチカちゃんのコンビとか見れた日には爆発します自分が。いやちょっともうほんと・・・ベイルアウト機能もあるからいきなり死ぬとかは一応ないし!そして天羽さんは!きっとまだ出ない!(なんとなく)
ああでも、その頃には「風刃」の次の持ち主がきっと決まってて、その人はベイルアウトが使えなくて、その人死んじゃったらどうしよう、と予想に予想を重ねてなぜかいま軽く落ち込みました。三輪くんとかやめてほんとやめて。勝手に死相を感じてるのほんとやめて。
あと更なる鬱展開としては、この大規模侵攻でボーダーの人たちが何人か捕獲されて近界に連れてかれて洗脳とかされてボーダー隊員が敵味方に分かれちゃったらどうしようとかです。ボーダーの「記憶を消す」処置、あれも近界の技術なら洗脳とか余裕だよねとか思っちゃうんです。やめて・・・出水先輩と佐鳥が敵味方に分かれちゃうだなんてそんな・・・(突然の)(最近とても好きな2人です)
メタ的には、天羽さんとか大規模侵攻とかの伏線が撒かれるのはとても幸せなことだし、バトル大好きだし、正直わくわくが止まらないのですが、うん、これだけハラハラできるって幸せなことですね。ほんと楽しみ。先が楽しみ。
遊真:「オサムの話では」
もっかい戻って遊真くん!今回は遊真くんのかわいさが随所に散りばめられ爆発し、な素敵回でしたがこの世間知らずモンスターかわいいほんとかわいい。あと持ち運びが困難なチカちゃんかわいい。
三輪:「我が物顔でうろついてるな」
そのアウターかわいいね、な三輪くんは寝癖と目の下のクマすげえんだが大丈夫か。寝てるか寝れてるか。寝れてないのかな・・・でもあの迅さんの話聞いたの相当前だぞ・・・と学校と防衛任務を両立する隊長がとても心配になる。ああ学校は冬休みか。迅さんじゃなくて遊真くんのとこに来たんだ、上でも書いたけど三輪くんの不安定さというか危うさというか、わたし常に心配しているので、米屋じゃなくても心配になるので、この遊真くんとの邂逅が彼にとっていいものになるように切に願います。あと「重くなる弾の人」にはもれなく吹いた。きっと来週には「みわ先輩」って呼んでくれる・・・くれるから!(願望)
長くてすみません平伏。好きすぎて止まりません平伏。ここまで読んでくださった方いましたら感謝です平伏。来週も楽しみです!
巻末コメント:「地域によって1・2巻が品薄に。お求めの際は書店でご注文頂けると助かります」
WJ49号・第37話「三雲 修⑥」の感想はこちら。
WJ51号・第39話「空閑 遊真⑦」の感想はこちら。
・
・別館:「ワールドトリガー」のページに戻る。
・TOPに戻る。
・
| 固定リンク
「●14.ワールドトリガー感想」カテゴリの記事
- ワールドトリガー第106話感想(ジャンプ(WJ)2015年30号)(2015.07.03)
- ワールドトリガー第105話感想(ジャンプ(WJ)2015年29号)(2015.06.18)
- ワールドトリガー第104話感想(ジャンプ(WJ)2015年27号)(2015.06.12)
- ワールドトリガー第103話感想(ジャンプ(WJ)2015年26号)(2015.05.28)
- ワールドトリガー第102話感想(ジャンプ(WJ)2015年25号)(2015.05.21)