ワールドトリガー第56話感想(ジャンプ(WJ)2014年20号)
※WJ2014年20号の感想です。未読の方はネタバレ注意※
※最新の感想はこちら。ワールドトリガー感想
第56話「風間隊」
************************************
「おまえの力が必要だ」
************************************
サブタイトルが語るとおりの風間隊回でした。純粋に風間隊回でした。展開にはぎゃーってなったけど、ショックのあまりオペルームのベッドにボフンしてきた風間さんを「寝て食べて回復してください早く!!」って無理やりベッドに押さえ込んで熱々カツカレー口に流し込む半泣き歌歩ちゃん想像してなんとか正気を保ってたけど、でも風間隊かっこいいですこれは惚れる。隊ごと惚れる。風間さんは迅さん戦も修戦も今回のエネドラ戦もなんだか傷つく描写が多くて心臓いたいんですが、それでも弱い印象がまったくないのはさすが。
風間さんは入隊式見に来たり修くんの相手をしたりと何かと気が回るというか面倒見がいい方なことは自明なので、その分出番も多くなってこれが果報ってやつかなあと思ったりもします太刀川さんを横目で見ながら(チラ)なんだか公式の情報開示が進めば進むほどボーダー会議に風間さんが呼ばれて太刀川さんが呼ばれない理由が顕著に分かってきて楽しいつらい。
「ランクの低いサイドエフェクト」
サイドエフェクトにもランクがあることが分かった今回!少なくとも分類に値するだけの数のサイドエフェクトが確認されてるってことですよね、まだまだ隠れてるに違いないぞうひひ!黒トリガー争奪戦で密かに描写されてたとかあるんだろうか。太刀川隊がSEいっさいナシの力押しで1位だったらそれはそれで凄いけどここは唯我くんあたりが持ってるのが普通かなあ。冬島さんが「船酔い」してたのも何かSE絡みかもしんない、なにかに敏感すぎるとか。あと迅さん遊真くんチカちゃんのSEはSクラスの超感覚かな!たぶんそうかな!
風間:「おまえ」
風間さん19歳、つまり2年前の物語。菊地原くんは微妙に幼い感じするけど風間さん見た目ぜんぜん変わってない…うんたぶんあと5年さかのぼっても変わってないと確信。14歳の菊地原くんに年下だと思われるって相当です下手したら小学生です一体どういうことなの(呆然)なんなのアンチエイジングなんなの。あとはじめましてする風間さんめっちゃかわいかったですほっぺたブニ!かわいい!
このときの風間さんは個人ランクは9位と高かったけど隊としてはA級じゃなかった、っていうか隊をまだ作ってなかったんだ。19歳だとトリオン器官の成長もそろそろ止まる頃、風間さんはあんまり入隊が早い方じゃなかったのかな。お兄さんが死んだのがこの頃とか?入隊のきっかけがそれだと仮定すると?
宇佐美:「あいあいさー」
栞ちゃん15歳!おお!この登場時のセーラー服は蓮之辺中学校(仮)のかしら、妹(?)文ちゃんそしててつこちゃんと同じに見える!そして歌川くんは修くんたちと同中の先輩なのね、とにこにこ。状況としては、風間さんは自分がB級に上がったので隊を作るために見込みのある隊員を探してて、まずオペレーターの栞ちゃんを、更に歌川くんと菊地原くんを見つけてスカウトしたってことかな。
風間さんがA級になりたい目的は何だったんだろう。お兄さんの仇のトリオン兵をたくさん倒せる、遠征にいける、とか?向上心も普通にあるとは思うけど。あと歌川くんの「訓練生」はC級ってことでいいのかな。入隊時ポイントは高めだった2人だけに青田買いですさすがです。
この回想からの戦闘シーン、そしてまた回想、の流れがすごくきれいでした。菊地原くんはとにかく誤解されやすい性格だし、こんなにまっすぐに自分を必要としてくれる人に出会えてきっとものすごく嬉しかったんだろうな。菊地原くんこれ絶対風間さん大好きだよね!かわいい!うん今週のお話好きだなあ。毎週好きだけど特別に好き。あとB級隊服の風間隊見れて嬉しいですこれは貴重。
宇佐美:「コンセプト部隊!燃える!」
燃えてる栞ちゃんかわいい!そしてこのコマが先週の早読みだったんだけど完全に歌歩ちゃんだと思わされたよね…葦原先生とバティさんにしてやられたよね…(嬉しい)栞ちゃんは本部にいたとは言ってたけど風間隊の(風間さんの)オペレーターだったとは。風間さんなんだかんだ玉狛に縁があるのね。林藤支部長の「蒼也」呼びといいね。陽太郎と一緒にご飯食べてても全然いいのよ(カバー下ネタ)きくっちーうってぃーかわいいです。なんだろう風間さんはかざ…かざみー!?しかし風間さんがカツカレーは様式美としても菊地原くんポテトだけとか!偏食か!でも「地味で大したことない」なんて言ってた菊地原くんが「100%そうですね」って言えるまでに自信つけてくれてわたし嬉しい。この子に中庸の二文字はないの(呆然)
風間:「やるからにはトップを目指す」
認定されたばっかり、ってことで、この頃はまだA級下位、7位とかそのあたりだったのかな。そこから3位まで行ってるんだからすごいほんとすごい。風間さんはメンバーにあと2人入れようとはしなかったみたいだけど少数精鋭で行きたかったのかな。きっとそうなんだろうな。
B級隊とA級隊の違いは、つまりボーダー本部が固定給払ってでも囲い込みたいチームだと判断するかどうかっていうこの一点だよねきっと。
エネドラ:「頑張ったなあ 工夫したなあ 毎日練習したんだろなあ」
エネドラさんのここのセリフが好きで。なんとなくスポーツ物のテーマでもある気がするけど、こういう日々の努力やチームワークを抜きん出た圧倒的な才能(今回は後天性だけど)が押し潰す様っていうのは見ていて胸にずんと来ます。切ない。
黒トリガー争奪戦で、黒トリガーに対抗できるのが遠征部隊っていう描写があったので、今回風間隊だけで勝てるとは正直思ってませんでしたパワーバランス的に。善戦してる間に助けが入ることを期待してたけど間に合わなかったーぎゃー!って感じです。いまもし太刀川隊と冬島隊が来ても風間さんがいない分はハンデになるので、やっぱり黒トリの誰かじゃないと黒トリには対抗できないのかな。迅さん風刃取り返してないのかなあどうかなあ。あ、天羽さんでもいいよ!もちろん遊真くんも!
エネドラさんは、ブレードと全身を液体と、あと気体に変えられるのかなってちょっと思いました。風間さんは呼吸と共にエネドラさんを体内に吸い込んじゃったとか。でももしそうだとしてもそれは常にできるわけじゃない?かな?今回可視的に吸い込んだ描写はなかったから、酸素のように見えない気体なら菊地原くん歌川くんもとっくにやられてておかしくない。エネドラさんが「スカッとしねー」からやってなかっただけなんだろうか。そしてそんな当たらない予想はともかく菊地原くん片腕ふっ飛んでるようひぃ。菊地原くん歌川くんどうするだろう、先週も書いたけどカメレオンで逃げるのがいいような、でもラストの2人の表情を見る限りそれはないかもしれない。低体温系な2人がどうやら激おこのようなので!とりあえず援軍はやくはやく!
今週の感想はここまでで、来週はセンターカラーですやったー!!静止画MADコンテスト結果発表とのことで、一次の発表はWebだったけど最終発表は本誌でやるんだな!もちろんどの作品も素敵で、その中で個人的に一番好きな作品があったりするので、わくわくどきどきで発表を待ってます。カラーが見れるのももちろん楽しみです!
巻末コメント:「消費税が8%になったそうですが、外に出なさすぎて、まだ実感がないです。」
WJ19号・第55話「玉狛第1②」の感想はこちら。
WJ21号・第57話「大規模侵攻⑦」の感想はこちら。
・
・
| 固定リンク
「●14.ワールドトリガー感想」カテゴリの記事
- ワールドトリガー第106話感想(ジャンプ(WJ)2015年30号)(2015.07.03)
- ワールドトリガー第105話感想(ジャンプ(WJ)2015年29号)(2015.06.18)
- ワールドトリガー第104話感想(ジャンプ(WJ)2015年27号)(2015.06.12)
- ワールドトリガー第103話感想(ジャンプ(WJ)2015年26号)(2015.05.28)
- ワールドトリガー第102話感想(ジャンプ(WJ)2015年25号)(2015.05.21)