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ワールドトリガー第60話感想(ジャンプ(WJ)2014年25号)

※WJ2014年25号の感想です。未読の方はネタバレ注意※
※最新の感想はこちら。ワールドトリガー感想

  第60話「大規模侵攻⑩」
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    「……と思うじゃん?」
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鼻血の

海に

ダイブ(※死因)

ええと。毎週ワールドトリガーを読む際には事前に若干の深呼吸を入れるなどして表情筋を引き締めるなどしてそれなりの覚悟をもってことにあたっておるつもりなのですがうん甘かったね!!全然甘かったね!!!今週やばいまじやばい。軽く心臓持ってかれた心奪われた!!!!

ええと好きな回はたくさんあるっていうかぶっちゃけ全部ですが一応バトル系のベスト回は29話です長らくそうでした。黒トリガー争奪戦でとっきーがベイルアウトしたあの回です、と思い出し涙。そして今回はそのときと同じ戦慄を感じる超迫力回でしたすごく良かった。29話は多対多、今回は多対一ですが、多人数が入り乱れるバトルってすごく描くの難しそうと思うと同時にキマるとこんなにもかっこいいんだって呆然とする勢いです。あともともと空中戦が好きなのでランバネインさんが飛べる子で良かったなーとも思ったり。ほかのアフトクラトル勢は飛べるのかなどうかな、ちょっとこれボーダー側も飛べるオプショントリガー開発してくださいよ鬼怒田さん明日までに(無茶ぶり)(いまキューブ解析で忙しくてむり)(たぶん遠征艇並みにトリオン消費する)

緑川:「そんな気分じゃないよ」

ほんと敬語使わないなぁこの子、うんこのまま修くんにだけ使ってて!と改めてにこにこ!円の軌道かわいい迅さんダンスかわいい。あと相変わらずバトル好きでありながらも何気にお兄さん属性発揮するよねやんが新鮮でした。遊真vs.緑川の解説してくれたときも思ったけどやっぱりバトルに対する読みが的確。A級だし当たり前といえば当たり前だけどそういうとこほんとかっこいいです。あと毎度言ってるけど、こういうひとつひとつの過去エピソードが、単発の撃ちっぱなしじゃなくてその後の展開にしっかり影響していく(キャラクターがその経験を生かして成長していく)過程が丁寧に描かれてることがすごいです。

米屋:「うちの章平も言ってたぜ」

突然の古寺くん!分析とか得意らしいしもしかすると三輪隊の戦略担当は古寺くんだったりするんだろうか、とにやにや。海外向けインタビューで葦原先生が今後古寺くんを活躍させたい的なことを仰ってたという情報を小耳に挟んでいるのでこれは「サブタイトル:古寺章平」もしくは久々の「三輪隊④」への伏線か?うん、できれば全部の隊やキャラに、風間隊や菊地原くん並のエピソードはほしいと思ってるのでこれは期待。そして、うーんやっぱり三輪くんにはS級になってほしくないな。彼には三輪隊の仲間が必要だよ。

緑川:「「操られてても気付けない」」

このセリフは割と何回も頭の中で反芻して、そうしないとすとんと落とすことができなくて、そんな深い言葉でした。そうかーうんそうかーそうだよねーって。うまく行ってないときは『どうしてうまく行かないんだろう』っていう疑心をもって自分や周りを見たりするけれど、思い通りに行ってるときほどそういう冷静な目を持たずに突っ走ってしまう。たとえその先に操り手の仕掛けた落とし穴があるとしても。

緑川:「トロいね!」

緑川くんの強みには「スピード(機動力)」もひとつあるのかな。身体が小さいぶん身軽に小回りがきいて有利そう。あとグラスホッパーは1度に1枚しか出せないシールド(フルでも2枚まで)とかとは違って複数出しできるっぽい、それか1枚1枚を残像が残るほどすごく速く出してるか。後者は使いにくそうだし前者かな。どちらかというと連射できる弾丸みたいなイメージでおります。

出水:「「落としてください」だろ」

しんだ(わたしが)

やだもーかっこいいやだもー!!とNo.1好きキャラのニヤリ顔に悶絶する勢いです先輩かっこいいです表情も攻撃も!ほんとトリオン多いんだなあどんだけ撃つのよ!あとハウンドいいなあ超便利、バイパーを知らないアフトクラトル側からしたらこれも結構驚きの技かもって思います。このへんはお互い様だけど未知のトリガーこわい。

荒船:「やっとまともに当たったぜ」

わー東さん荒船さんわー!と狙撃手組の活躍ににこにこ!それにランバネインさんの逆さ撃ち&時間差撃ちもかっこいい。空中戦大好き。あと相手の持つトリガーが分からない以上バッグワーム着るのは保険的な意味で当然としても、アフトクラトルはレーダーを持ってるのかな。出水くんの位置を正確に見つけられなかったりで使ってる描写はないけど、単に使う時間的余裕がなかったともいえるし分からない。技術的には持ってそう、でもC級たちをすぐに見つけられなかったり意外と持ってないのかな。何が言いたいかっていうと佐鳥のツインスナイプがまた見たい。

東:「ガンガン押すぞ」

ここから始まる東さん無双(戦略頭脳的な意味で)、ほんとーーーーにかっこよかったです。出水くんから3人現着の通信入ったときからブワッてこの作戦のイメージ広げてたんだろうな、こう着状態に入ってしまうかと思いきやのガンガンいこうぜ作戦!撃ったら走る、な東さんほんとアイビスお似合いです素敵です。射程といえばイーグレットなイメージだったけどそういえばアイビスも射程Aだった!使える子アイビス!あと素直に了解する奥寺くんかわいい。これは東さんへの信頼かそれともセオリーとして作戦を理解したのか。でも自分的には「ほえ?」な感じだったので柿崎隊の彼が質問してくれて助かりましたありがとう結局柿崎さんは誰なんだ。

東:「だがA級の3人がやつの警戒レベルを引き上げた」

ずっとランバネインさんと対峙してきた東さんならではの!冷静な分析!なんかこう、「B級は敵の強さを見せるためのやられ役で、A級が来たらもういらないよ」じゃないところが!いい!A級の3人が来て確かに戦局は大きく有利になったけど、B級だって数の有利を生かしてやるべきことをして戦うんだ。それもただ単に戦力を足し算するんじゃなくて、B級を含めて掛け算が行われたから勝てたんだなってこの後の展開を見ても思います。こういうの大好き。あと柿崎隊の三つ編み女子かわいい。

来馬:「ひっ……!」

囮役として大変適役な来馬先輩ですさすがです。いやその、怯えの演技的な意味で!結構演技じゃないかもとは思うけど!ここで作戦を全然知らないコウさんとかが血相変えて守りに入ったりしなくて良かったほんと良かったここにきてギャグになってしまう。

米屋:「……と思うじゃん?」

「なるほど」からのこのラスト4ページの怒涛の展開がすごすぎてだな…わたしもう呆然なんだな…8重のシールドに守られて突撃するよねやんが熱すぎる。あとはもうランバネインさんのたぶんフルパワーの火力とこの元気玉シールドとのどちらが勝るかってだけの話ですよそして勝ったーーー!!!わーーー!!!よねやん!!!(大興奮)シメのセリフもめちゃくちゃかっこいいし、今回は本当にあらゆる意味で最高だったなって思います。あとよねやんも結構ダメージ受けてる?予告文の「撃退」はランバネインさんがミラちゃんに回収されるの?新たなる局面って?とかとか。気になる。

さて今後の展開は、とりあえずヒュースくん&ヴィザさんのところとエネドラさんのところは何かしらバトルで決着がつくのかな。主人公組や玉狛の活躍にも期待。その後は、ハイレインさんミラちゃんが黒トリのラスボス感漂わせつつ登場?する?もしランバネインさんに続いてあとの3人も負けてしまったら、正直撤退っていう選択もあると思うのよねアフト側には。そのときにチカちゃんを連れて行ってしまうのかどうかというところかなあ。いや総力バトルでも全然いいけどね!まだ冬島隊とかA級6位隊とか木虎ちゃん以外の嵐山隊とかちゃんと出てきてないし!天羽さんも戦ってないし!どうなるのこの先!

今週の感想もろもろはここまでです。ふぅ。そして先週に引き続き、トレジャー新人漫画賞の募集ページで審査員の葦原先生が「A級漫画家への道」をレクチャー。今回は”キャラクターのつくり方”ということで、キャラ立てについての解説が読めます。先生の深いキャラ愛が知れる貴重なインタビューだと思いますので未読の方はぜひぜひ。

巻末コメント:「アナと雪の女王観に行けませんでした。GW休みなんて存在しなかったんや……」

WJ24号・第59話「大規模侵攻⑨」の感想はこちら。
WJ26号・第61話「大規模侵攻⑪」の感想はこちら。

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