ワールドトリガー第90話感想(ジャンプ(WJ)2015年9号)
※WJ2015年9号の感想です。未読の方はネタバレ注意※
※最新の感想はこちら。ワールドトリガー感想
第90話「玉狛第2⑤」
**************************************
「吹っ飛ばす!!」
**************************************
たいへんなことになっている。
本誌が。
脳内が。
なんでみんな、なんでみんなこんなかっこいいわけ???
桜子:「剣も狙撃もマスタークラス!」
15歳の名実況者・桜子ちゃんはアオリつけるのも上手だな!とにこにこ!8000点台は「マスター」になるんだ、ボーダー内でちゃんと定義された言葉なのか単に一般的な言葉でレベルの高さを表してるのか分からないけど、だいたいの目安にはなりそうです。あと冷静さが求められる狙撃手のときには見せなかった荒船隊長の好戦的なお顔が素晴らしい。狙撃手に転向してまだ8ヶ月なんだ、攻撃手1人に狙撃手2人の方が全員狙撃手よりバランスいい気がするけどそこをあえてか…。攻撃手も捨てたわけじゃないから強みが増えたとはいえるけど、訓練は2倍しないといけないだろうし本人の負担は大変なものだろうに。去年の春になにがあったのかな隊長…しりたい…。
東:「それっぽいことしてますね」
映画の話なのアクション映画の話なの、とわくわく。やっぱり荒船さんも東さんの教えを受けてるのかな。狙撃手になってから?なる前?しりたい!!!
バッグワームの丈って変えられるのかな。身長差のこともあるし、設定次第で長くも短くもできる感じでしょうか。短いポンチョみたいなのもかわいいし、てるてる坊主みたいにすっぽりなのもかわいいし。バッグワームかわいいし。
東:「玉狛の三雲が地味にいい動きしてますね」
東さんの優しい微笑み素敵なんですけど、三雲隊がこの戦いに勝つにしろ負けるにしろ、いつか来るだろうB級上位隊との戦いで東隊と当たったらいろいろと大変なことになりそうです。めっちゃ分析されてる!いや当たってほしいけど!東隊!
そして修くん修くん。バッグワームをあえて「使わない」作戦がすてきだなーと思いました、「見えない」ものに対する警戒もする側からしたら神経削るけど、「見える」ことで位置までわかるっていうのもかなりしんどいんだ。変に好戦的なところとか変なプライドとか、そういうの関係なく目的(A級昇格)だけをきっちり見据えてるからこそできることだと思います。おもしろい!!
木虎:「偶々じゃないですか?」
かわいい。
本当はわかってるくせに…認めてるくせに…つんでれかわいい…。
穂刈:「……こりゃ死んだなオレ」
覚悟きめてからの一撃がかっこいいもうかっこいい。直前の、自分の役割にいい意味でわりきりを見せた日佐人くんといい、ひとりひとりが生きてて、考えてて、そして戦ってる姿に胸が熱くならざるをえません。日佐人くんは大規模侵攻ですごい成長したな…!諏訪さんがキューブにされて冷静さを欠いていた(仕方ないと思うけど)姿から、エネドラ戦での活躍、そして今回のランク戦。画面に映らなくても、裏でちゃんと経験を身につけて成長してるんだっていうのがわかるのすごくいいです。日佐人くん絶対強くなる!がんばれ!!
荒船:「このチビ 戦い慣れしすぎだろ……!」
三雲隊の作戦(1対2)を早々に把握したことといい、荒船隊長の慧眼っぷりが今回も冴え渡っております正解ですぴんぽん。遊真くんの情報ってどこまで公になってるんだろ、近界民ってことはたぶん周知で(木虎ちゃんが知ってたし)、黒トリ持ってるけど使ってないことも周知かな。家族の事情とか来歴のことは個人情報すぎるし公開してないと思うけど。うんでもそのとおりです荒船さん。さすが。
あとこの荒船さん視点の遊真くんが好きです。さかさま!漫画ド素人だけどワールドトリガーのコマ割りってすごい読みやすくかつかっこいい気がする。大好き。
笹森:「諏訪さん!止めました!」
「ほかのトリガー(武器とか)を起動するときはカメレオンを解除しなければならない」っていう既出の特性を逆手にとったかたちですステキ!ステキ!!!(机ばんばんばんばん)うあーこれ説明入ってないけど単行本読んでない本誌のみの読者にも伝わるかな?来週説明入るかな!?そしてとっさに背中からスコーピオンを出す遊真くんもさすがだし、何度でも言うけどこういう既出の要素を存分に使って戦局ががんがん動いてくのほんとゾクゾクする。大好き。あと諏訪隊のあの作戦は本気だったんだ!「それオレも吹っ飛ぶやつですよね?」」ってやつ!やだもう伏線こわい。
今週の感想はここまでです。来週どうなるかな、荒船隊は勝利が厳しくなってきたけど、まだベイルアウトしてない荒船さんがなにかしてきそう。するとしたら隊員の誰かを倒すことだと思うから諏訪さんを狙うかな?
もし遊真くんがグラスホッパーだけじゃなくてテレポーターまで習得してたらまた違うなと思うけど、習得してたとしてもこのランク戦だけで手の内を全部は見せない気もする。今わかってる遊真くんの装備トリガーはスコーピオン、シールド、バッグワーム、グラスホッパーだからまだまだ何か入ってるかもしれないんだけど。
全員生き残ってる三雲隊は、余裕そうに見えて実は遊真くんがやられちゃうと接近戦でかなり不利になる。修くんは片腕がないし、諏訪さん相手の正面対決は厳しそう。栞ちゃんサポートの千佳ちゃんが砲撃するかなどうかな、って感じで、来週も楽しみです!
巻末コメント:「首がまだあれなのと原稿があったので新年会は遠慮させてもらいました。残念。」
WJ8号・第89話「玉狛第2④」の感想はこちら。
WJ10号・第91話「玉狛第2⑥」の感想はこちら。
・
・
| 固定リンク
「●14.ワールドトリガー感想」カテゴリの記事
- ワールドトリガー第106話感想(ジャンプ(WJ)2015年30号)(2015.07.03)
- ワールドトリガー第105話感想(ジャンプ(WJ)2015年29号)(2015.06.18)
- ワールドトリガー第104話感想(ジャンプ(WJ)2015年27号)(2015.06.12)
- ワールドトリガー第103話感想(ジャンプ(WJ)2015年26号)(2015.05.28)
- ワールドトリガー第102話感想(ジャンプ(WJ)2015年25号)(2015.05.21)