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ワールドトリガー第105話感想(ジャンプ(WJ)2015年29号)

※WJ2015年29号の感想です。未読の方はネタバレ注意※
※最新の感想はこちら。ワールドトリガー感想

  第105話「アフトクラトル④
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    「この名前を知ってるな?」
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「はいはいちょっと待っててな」

このまんまるなエンジニア(?)さん、「待ってろ」とかそういう言い方をしないあたりエネドラッドさん(でいいのかな)に特別な憎しみとかは持ってない模様です。「このラッドは人格を受け継いでるだけで仲間を殺した近界民とは別」ってスーパードライな考えの持ち主なんだろうか気になる。質問コーナーでお名前知りたいです。

鬼怒田:「妙に協力的すぎる」

このコマのエネドラッドさん。目つきニヤニヤといい頭ポリポリといい、フォルムはラッドなのに胡散臭くて小憎らしい感じが表情に出ててすごいなあと思いました作文。いや本当に。

修:「星そのものがトリガー……!?」

明らかにされる近界の仕組み。修たちの住む玄界が普通に地球だとすると(わたしたちの住む地球と同一だとすると)、星の成り立ちからして全然違うんだ。そして以前遊真くんには「(戦力として)超大事にされるかも」と言われていた千佳ちゃんですが、千佳ちゃんレベルになると大事にされるどころじゃなかったみたいです恐ろしい!!ハイレインさんに「部下にしたい」と言われた出水先輩(天才)と「金の雛鳥(=神候補)」と言われた千佳ちゃんのトリオン量にはかなりの差があるのかな。そうかもな。

しかし今後来るだろうアフトクラトル遠征には間違いなく千佳ちゃんは行くと思うし、あともしかしたら出水先輩も行くのかしら(太刀川さんが遠征好きらしいので)と思うと、大丈夫かしらと心配になります。カモ(千佳ちゃん)がネギ(出水先輩)背負って来るようなものなのでは!?大丈夫なのかしら!!??

でもその星を支えるトリガーは「母トリガー」「女王トリガー」であって、まだ「ワールドトリガー」ではないんだなあと。でもこのネーミングはいつかそれが出てくる大きな伏線だと思います。なんだろう、最終的には近界の全部の星がひとつのトリガー(ワールドトリガー)でつながる展開になる…とか…?

エネドラッド:「あの犬っころが国を裏切ってゲロするはずはねえ」

犬っころって言い方かわいいし何だかんだ相手を理解してるのもかわいいし。一番仲が悪かったはずのヒュースくんだけは自分を裏切ってないことをエネドラさんは知ってるんだよね、皮肉なことに。

今後エネドラッドさんとヒュースくんが会う展開は来るのか分かりませんが(口裏あわせを避けるために基本会わせることはないだろうけど)、いつか会えるといいなあ。なんて。

鬼怒田:「4年半前の第一次侵攻がどこの国の手によるものか」

記者会見で言ったように、さらわれた市民を取り返すためにそのあたりの調査もしていくんだよね。そして三輪くんのお姉さんの仇になる国も分かると。これアフトクラトルじゃなかった場合にエネドラさんが知ってるのかは分からないけど、でもアフトクラトルに行くまでに点々とする道にキオンとかリーベリーとかレオフォリオとかもあったらすごく楽しいのになあ。いや楽しいって言っていいのか分からないけどそういう展開すごく燃えるしイズカチャちゃんたちにも会いたいし。

遊真:「夜とか大体空いてるし」

そういう切ないことをさらりと言うの泣ける。
修くんが言葉の意味に気づいてるっぽいのもまた泣ける。

遊真:「ときえだ先輩とすわ隊の人たち」

てってってっ、がかわいいんじゃあああ!!!と机に突っ伏し頭突きする勢いですしかも諏訪さん日佐人くんとっきーというチーム天使!かわいい!!遊真くんてボーダーの人たちに話しかけられて会話することはあったけどこうやって気づいてない相手に自分から行くってすごく、すごくレアだし素敵だし心開いていってんのかわいいし!!しかも頭わしゃわしゃとか!なんだなんだなんだこれ!!(机バンバンバンバン)

修:「足を引っ張ってるぼく自身が」

この子は、あれだけやれてんのに「足を引っ張ってる」って思ってるんか…どんだけ自分に厳しい…と感心通り越してほとんど呆れてしまう自分でございます。遠征っていう目的がある以上はB級で満足するわけにはいかないからそれはそうなんだけど、でも、足を引っ張ってるなんてことないと!声を大にして!!届かなくても自分は言いたい!!!

この前のランク戦で那須さんからポイントを取れなかったことが、彼の心に意外に響いてるのかなあと思います。でも司令塔がエースを兼ねることのリスクはすでに語られてるし、修くんの場合少ないトリオン量はいかんともしがたいし、うーん、でも確かに突破口は見えてこないんだよね…同一の目的のもと集まってるチームだから今から新しいメンバーを入れるっていうのもしっくりこないし。

とりあえず次の試合に勝てるビジョンがやっぱり見えなくて、そうなると修くんが思い悩むのもわかる。でもそれは決して修くんひとりだけが悩むことじゃないと思うのです。相談できそうな人は師匠のとりまる先輩はじめ周りにたくさんいるけど、こういう具体的じゃなく漠然とした「強くなるには」みたいな相談は修くんはしにくいのかもなあと。うう。

菊地原:「傲慢だね」

「訓練で追いつく」という修くんを「傲慢」という菊地原くん。彼は言い方はきついけどただ相手を貶めるようなことは言わないし何気に真実を突いてくるよなあといつも思います。読者のちょっとイジワルな視点を代弁してくれる人というか。

今回についても、「訓練」なんてB級もA級もみんな当たり前にしてることで、それで追いつけると思うなんて、っていう感じかなあと自分は解釈。ここにもう一言わかりやすいアドバイスを添えられるようになったら、きっと菊地原くんはナイス師匠になれるだろうなあと思ったり。

菊地原:「風間さんが解説するらしいよ」

おうマジか、と喜びの声をあげる私ですやったー!B級ランク戦はメインのバトルもさることながら解説席にA級隊員たちが来てくれるのも楽しみのひとつですよねひゃっふー!!もうひとりの解説は誰かなあとか実況は誰かなあとか!わくわくです!国近ちゃん来ないかな!綾辻ちゃんでもいいな!誰でも嬉しいな!!

修:「コーヒーごちそうさまです」

何を言われても礼儀正しい修くんが素敵です。こういうところがすごく好きだなあと。それにこの後のとっきーの一言もね…菊地原くん…すき…!!

栞:「修くんと千佳ちゃんにお客さんが来てるよ」

このコマの栞ちゃんめっちゃ美人さんじゃないですか!?いつも美人さんだけど!!とか興奮してたらセリフを見逃しかけました。ほうお客さんとな、とか思ってたら、

二宮:「二宮隊の二宮だ」

おおおお、と逆に度肝抜かれましたしばらく(ランク戦まで)出ないと思ってた二宮さんがまさかあちらからお越しになるとは、と修くん以上に自分が動揺。しかしこのジャケット着用ザ大人みたいな方が「二宮隊の」とかファンタジーな発言することに不思議な感じあるなあと思ったらあれだ。私服だからだ。二宮隊の隊服今からめっちゃ楽しみです、ジャージ系は絶望的に似合わなさそう…太刀川隊服系かな?楽しみだ!!

二宮:「雨取麟児」

驚きに驚きがかぶさる展開でしたふおお!!ここで来るか、と…。でも確かにランク戦始まっちゃったらそのあたりのお話もおあずけになるだろうしベストタイミング…か…!?でもこの話題なしで修くんが来るまで千佳ちゃんと二人で何の話をしていたのか逆に気になります。栞ちゃんもいたのかしら。

今回のお話は、物語の中核にがんがん切り込んでくる感じでとてもソワソワ致しました。エネドラッドさんと二宮さんはもしかしなくてもかなりのキーマンなのでは…!!毎週だけど続きがめっちゃ気になります早く月曜早く。

今週の感想はここまでです。読者ランク戦についても再掲しておきます!
締め切りは2015年7月10日(金)当日消印有効!!!

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巻末コメント:「2周年記念の読者参加企画やってます。皆様のおハガキおまちしております。」

WJ27号・第104話「玉狛支部⑦」の感想はこちら。
WJ30号・第106話「二宮匡貴」の感想はこちら。

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