ワールドトリガー第106話感想(ジャンプ(WJ)2015年30号)

※WJ2015年30号の感想です。未読の方はネタバレ注意※
※最新の感想はこちら。ワールドトリガー感想

  第106話「二宮 匡貴
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    「この女に見覚えは?」
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遅くなりましたが感想です。遅れているので短めに、でも原作の内容は相変わらずもりもりでした…!!

二宮:「この女に見覚えは?」

新キャラ登場のわくわくもさることながら、この場所は焼肉屋さん?かな?まだ見ぬ二宮隊がみんなで焼肉に行って写真を撮りあう仲だったことに軽い衝撃を受けております。勝手に殺伐系の部隊だと思ってたしだいたい二宮さんのせい。

二宮:「二宮隊狙撃手 鳩原未来」

名前めっちゃかわいいな!とか和んでる場合ではありませんでした「協力者」で二宮さんの部下…!!そして戦闘員もオペレーターも美女美少女揃いのワートリ女子界において「冴えない」と言い切られる容姿もなかなか珍しいな。飾らないタイプだったのかな鳩原さん。でもA級狙撃手の実力者なのよね鳩原さん。

あと二宮さんが「馬鹿を唆した黒幕が必ずいる」って言ってるの、これは部下を信頼してるからこその言葉だろうなあと勝手に解釈。つまり「鳩原は誰かに唆されただけだ」って言ってるんだもんね、心の中では部下をかばっている…私の中で二宮さんのいい人指数がごりごり上がっていく…。

千佳:「そういうことができます」

「そういうこと」、つまり「他人を唆して規律違反をさせること」。この千佳ちゃんのセリフはじわじわ驚きでした、さっきの二宮さんとは真逆の思考だよねこれ。部下を(たぶん)信じて黒幕を探す二宮さんに対して、「兄が黒幕だと思う」と言ってしまう千佳ちゃん。これはいったい…。今まで妹思いの優しい兄と兄思いの優しい妹、ふたりは仲良し、な気持ちで雨取兄妹を見守ってきましたが、千佳ちゃんのなかの麟児さんはいったいどんなお兄さんだったんだろう。単に頭がいいってことだけじゃないと思うし。目的のためなら手段を選ばない的なところがあったのかしら。

二宮:「選ばれてから言え」

二宮さんは態度も言い方もキツくて誤解されやすそうだけど、間違ったことは言わない人だよなーと自分のなかで。修くん千佳ちゃんにハンパに情報を与えると危険だと自分も思うし、二宮さん的には麟児さんの縁者である二人をそう簡単には信用しなくて当たり前。情報を渡さなくて当たり前。うーん大人。この人も鳩原ちゃん事件がなかったらだいぶ上層部に近い存在だったんじゃないだろうか、いま風間さんがそうなってるみたいに。

降格前はA級何位だったんだろうな二宮隊。気になります。

烏丸:「射撃戦の専門家に習ってこい」

突然の太刀川隊作戦室(たぶん)に変な声出ました突然の出水先輩に変な声出ました柚宇さんとゲーム!!かわいい!!!(机バンバン)余裕顔の柚宇さんと明らかに劣勢顔の出水先輩、なんだこれかわいい!!!!(机バンバンバンバン)並ぶと男の子と女の子の体格差が見えてにこにこしてしまいますかわいい!!!!!(机ババババババババ)千発百中の長袖Ver.が登場したことに動揺を隠せませんでしたがとにかくここでやっと修くんと絡んでくると思うと嬉しい超嬉しい。とりまる先輩が嵐山さんに挨拶に行く仲かつ出水先輩とも気安い仲なことはすでに描かれてきてたし、修くんは侵攻編の中で出水先輩をA級1位の射手だと認識していたし、出水先輩も修くんを気に掛けてお見舞いに行っていたし、これらの伏線がついに爆発するときが!!来た!!!

今週の感想はここまでです。読者ランク戦についても再掲しておきます!
締め切りは2015年7月10日(金)当日消印有効!!!

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巻末コメント:「毎晩玄関先の電灯に集まる羽虫と、マネージャーが格闘してる。完全に不審者です」

WJ29号・第105話「アフトクラトル④」の感想はこちら。

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ワールドトリガー第105話感想(ジャンプ(WJ)2015年29号)

※WJ2015年29号の感想です。未読の方はネタバレ注意※
※最新の感想はこちら。ワールドトリガー感想

  第105話「アフトクラトル④
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    「この名前を知ってるな?」
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「はいはいちょっと待っててな」

このまんまるなエンジニア(?)さん、「待ってろ」とかそういう言い方をしないあたりエネドラッドさん(でいいのかな)に特別な憎しみとかは持ってない模様です。「このラッドは人格を受け継いでるだけで仲間を殺した近界民とは別」ってスーパードライな考えの持ち主なんだろうか気になる。質問コーナーでお名前知りたいです。

鬼怒田:「妙に協力的すぎる」

このコマのエネドラッドさん。目つきニヤニヤといい頭ポリポリといい、フォルムはラッドなのに胡散臭くて小憎らしい感じが表情に出ててすごいなあと思いました作文。いや本当に。

修:「星そのものがトリガー……!?」

明らかにされる近界の仕組み。修たちの住む玄界が普通に地球だとすると(わたしたちの住む地球と同一だとすると)、星の成り立ちからして全然違うんだ。そして以前遊真くんには「(戦力として)超大事にされるかも」と言われていた千佳ちゃんですが、千佳ちゃんレベルになると大事にされるどころじゃなかったみたいです恐ろしい!!ハイレインさんに「部下にしたい」と言われた出水先輩(天才)と「金の雛鳥(=神候補)」と言われた千佳ちゃんのトリオン量にはかなりの差があるのかな。そうかもな。

しかし今後来るだろうアフトクラトル遠征には間違いなく千佳ちゃんは行くと思うし、あともしかしたら出水先輩も行くのかしら(太刀川さんが遠征好きらしいので)と思うと、大丈夫かしらと心配になります。カモ(千佳ちゃん)がネギ(出水先輩)背負って来るようなものなのでは!?大丈夫なのかしら!!??

でもその星を支えるトリガーは「母トリガー」「女王トリガー」であって、まだ「ワールドトリガー」ではないんだなあと。でもこのネーミングはいつかそれが出てくる大きな伏線だと思います。なんだろう、最終的には近界の全部の星がひとつのトリガー(ワールドトリガー)でつながる展開になる…とか…?

エネドラッド:「あの犬っころが国を裏切ってゲロするはずはねえ」

犬っころって言い方かわいいし何だかんだ相手を理解してるのもかわいいし。一番仲が悪かったはずのヒュースくんだけは自分を裏切ってないことをエネドラさんは知ってるんだよね、皮肉なことに。

今後エネドラッドさんとヒュースくんが会う展開は来るのか分かりませんが(口裏あわせを避けるために基本会わせることはないだろうけど)、いつか会えるといいなあ。なんて。

鬼怒田:「4年半前の第一次侵攻がどこの国の手によるものか」

記者会見で言ったように、さらわれた市民を取り返すためにそのあたりの調査もしていくんだよね。そして三輪くんのお姉さんの仇になる国も分かると。これアフトクラトルじゃなかった場合にエネドラさんが知ってるのかは分からないけど、でもアフトクラトルに行くまでに点々とする道にキオンとかリーベリーとかレオフォリオとかもあったらすごく楽しいのになあ。いや楽しいって言っていいのか分からないけどそういう展開すごく燃えるしイズカチャちゃんたちにも会いたいし。

遊真:「夜とか大体空いてるし」

そういう切ないことをさらりと言うの泣ける。
修くんが言葉の意味に気づいてるっぽいのもまた泣ける。

遊真:「ときえだ先輩とすわ隊の人たち」

てってってっ、がかわいいんじゃあああ!!!と机に突っ伏し頭突きする勢いですしかも諏訪さん日佐人くんとっきーというチーム天使!かわいい!!遊真くんてボーダーの人たちに話しかけられて会話することはあったけどこうやって気づいてない相手に自分から行くってすごく、すごくレアだし素敵だし心開いていってんのかわいいし!!しかも頭わしゃわしゃとか!なんだなんだなんだこれ!!(机バンバンバンバン)

修:「足を引っ張ってるぼく自身が」

この子は、あれだけやれてんのに「足を引っ張ってる」って思ってるんか…どんだけ自分に厳しい…と感心通り越してほとんど呆れてしまう自分でございます。遠征っていう目的がある以上はB級で満足するわけにはいかないからそれはそうなんだけど、でも、足を引っ張ってるなんてことないと!声を大にして!!届かなくても自分は言いたい!!!

この前のランク戦で那須さんからポイントを取れなかったことが、彼の心に意外に響いてるのかなあと思います。でも司令塔がエースを兼ねることのリスクはすでに語られてるし、修くんの場合少ないトリオン量はいかんともしがたいし、うーん、でも確かに突破口は見えてこないんだよね…同一の目的のもと集まってるチームだから今から新しいメンバーを入れるっていうのもしっくりこないし。

とりあえず次の試合に勝てるビジョンがやっぱり見えなくて、そうなると修くんが思い悩むのもわかる。でもそれは決して修くんひとりだけが悩むことじゃないと思うのです。相談できそうな人は師匠のとりまる先輩はじめ周りにたくさんいるけど、こういう具体的じゃなく漠然とした「強くなるには」みたいな相談は修くんはしにくいのかもなあと。うう。

菊地原:「傲慢だね」

「訓練で追いつく」という修くんを「傲慢」という菊地原くん。彼は言い方はきついけどただ相手を貶めるようなことは言わないし何気に真実を突いてくるよなあといつも思います。読者のちょっとイジワルな視点を代弁してくれる人というか。

今回についても、「訓練」なんてB級もA級もみんな当たり前にしてることで、それで追いつけると思うなんて、っていう感じかなあと自分は解釈。ここにもう一言わかりやすいアドバイスを添えられるようになったら、きっと菊地原くんはナイス師匠になれるだろうなあと思ったり。

菊地原:「風間さんが解説するらしいよ」

おうマジか、と喜びの声をあげる私ですやったー!B級ランク戦はメインのバトルもさることながら解説席にA級隊員たちが来てくれるのも楽しみのひとつですよねひゃっふー!!もうひとりの解説は誰かなあとか実況は誰かなあとか!わくわくです!国近ちゃん来ないかな!綾辻ちゃんでもいいな!誰でも嬉しいな!!

修:「コーヒーごちそうさまです」

何を言われても礼儀正しい修くんが素敵です。こういうところがすごく好きだなあと。それにこの後のとっきーの一言もね…菊地原くん…すき…!!

栞:「修くんと千佳ちゃんにお客さんが来てるよ」

このコマの栞ちゃんめっちゃ美人さんじゃないですか!?いつも美人さんだけど!!とか興奮してたらセリフを見逃しかけました。ほうお客さんとな、とか思ってたら、

二宮:「二宮隊の二宮だ」

おおおお、と逆に度肝抜かれましたしばらく(ランク戦まで)出ないと思ってた二宮さんがまさかあちらからお越しになるとは、と修くん以上に自分が動揺。しかしこのジャケット着用ザ大人みたいな方が「二宮隊の」とかファンタジーな発言することに不思議な感じあるなあと思ったらあれだ。私服だからだ。二宮隊の隊服今からめっちゃ楽しみです、ジャージ系は絶望的に似合わなさそう…太刀川隊服系かな?楽しみだ!!

二宮:「雨取麟児」

驚きに驚きがかぶさる展開でしたふおお!!ここで来るか、と…。でも確かにランク戦始まっちゃったらそのあたりのお話もおあずけになるだろうしベストタイミング…か…!?でもこの話題なしで修くんが来るまで千佳ちゃんと二人で何の話をしていたのか逆に気になります。栞ちゃんもいたのかしら。

今回のお話は、物語の中核にがんがん切り込んでくる感じでとてもソワソワ致しました。エネドラッドさんと二宮さんはもしかしなくてもかなりのキーマンなのでは…!!毎週だけど続きがめっちゃ気になります早く月曜早く。

今週の感想はここまでです。読者ランク戦についても再掲しておきます!
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巻末コメント:「2周年記念の読者参加企画やってます。皆様のおハガキおまちしております。」

WJ27号・第104話「玉狛支部⑦」の感想はこちら。
WJ30号・第106話「二宮匡貴」の感想はこちら。

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ワールドトリガー第104話感想(ジャンプ(WJ)2015年27号)

※WJ2015年27号の感想です。未読の方はネタバレ注意※
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   第104話「玉狛支部⑦」
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      「侮るな
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大幅に遅れました感想です。今後もしばらく更新ペース的にはゆるゆるになることもあると思いますが、しっかりと完結まで見守りたいと思っております。細く長く。

さてそして!表紙です表紙表紙!わああ!!先ごろ発売された最新11巻にも元絵が掲載されていましたが(そちらにはレプリカ先生も!)、カラーな主人公4人がとにかく素敵だし何より葦原先生の絵が、ワートリが、ジャンプの表紙を飾るという事実が嬉しくてたまりませんわーい!!4人の身長差かわいいしやっぱり玉狛第二の隊服カラーが自分は大好きです。少々グリーンがかったセルリアンブルー?暗めで落ち着いた色合いが上品で良いですね!迅さんのジャケットとは色が違うと勝手に思っていたんだけど、あれ似てる?同じ??

そして見開きどーん!な巻頭カラー!構図はもちろん予想通りのこれ、連載第一話と一周年記念カラーと同じく主人公4人!です!!4人と言い切るのが少し寂しいのはレプリカ先生がいらっしゃらないからに他ならないのですが、再登場はアフトクラトルに遠征してからかと思うと3周年にはまだ復帰は厳しいかもしれません。でもいつの日かセンターカラーで大団円を迎える予定の最終回には少なくともいらっしゃるはず、と未来に向かって思考を飛ばす。いやまだまだ終わってほしくなどないですが。

修たち玉狛第二がおそろいのB級隊服になり、舞台は深海へ…海に沈んだ廃墟?のようです魚眼のインパクトすごい。宇宙から地上に、そして海の中に降りた4人は次はどこに行くんだろう。わくわく!

さらにごっそりスタートした企画たちこと「読者ランク戦」!!参加しがいのある企画に胸が躍ります!!

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もうもうラインナップを見るだけでわくわくが止まらないし、発表媒体が「週刊少年ジャンプ」ってところにもう尋常じゃないトキメキが…いや普通にWebって可能性もあるけど、あのあの、待望のファンブック…とか…(とても小声)

締め切りは2015年7月10日(金)当日消印有効とのことなのでふるってご応募のほどー!

修:「ぼくも行っていいですか?」

そして本編は玉狛支部から。遊真くんについてく修くんかわいいな!とにこにこ!修くんは記者会見の一件、そのあと城戸司令に啖呵を切ったことも含めて、ちょっと警戒…とまではいかなくても遊真くんを心配したのかな。そう思うとやっぱり嬉しい。

修:(迅さんが捕まえた捕虜…)

陽太郎くんが天丼だか天そばだかうどんだか、を運ぶ様子は大変かわいらしく和むのですが、5歳児をひとり捕虜の元に行かせて大丈夫なのか玉狛!!とちょい心配に。いやひとりじゃないかもしれないけど。人質にされたり、それでなくても何か言われたりされたりしないのかしら。迅さんが未来を見たのかな?

ヒュース:「それしきのことで本国の情報を漏らすか」

16歳でもこの子は「軍人」なんだなあ、と。良くも悪くも。あとヒュースくんやっぱりアフトクラトルに家族がいるのかしら。忍田さんの言う忠義立てだけではなくて、とにかく祖国の不利になりかねないことは言いたくないのかも、とぼんやり。

修:「ぼくもそう思います」

きくっちーは風間さんから1引き分けを取った修くんに(たぶん)長らくマイナスの感情を持っていたんじゃないかと思うのですが、ここでちょっと変化があるかも、と期待。あと鬼怒田さんと遊真くんの方もなにやら話が盛り上がっている様子でそこすごく気になります!2カメ!2カメさんそっちにも今すぐ寄って!!

鬼怒田:「わしとしては八つ裂きにしてやりたいところだがな!」

これは通信室でエネドラさんに殺された犠牲者のことを言ってるんだと思うと切ない。鬼怒田さんは遺族にもきっと真摯に頭を下げたのではないかと思うと切ない。「絶対に死ぬな」と指示を飛ばしたときのことといい、鬼怒田さん好感度は本当にとどまるところを知らない天井知らず。千佳ちゃんにも優しいし天才エンジニアだし…すき…。

ラッド:「玄界の猿どもが」

この号が発売されたちょうど前日のアニトリでエネドラさんがお亡くなりになる、という図ったようなタイミングでございましたcv.古川さん余裕でした。このエネドラさん風ラッドはいったい、と思いますが、すぐ前に忍田さんが「遺体」と言っているのでエネドラさんがまるまる生き返ったとかではないと思うし少なくとも肉体はもう死んでいる。やっぱりツノから記憶とか人格とかそういうのを抽出した存在なのかな?それを「生きている」と呼ぶ人も呼ばない人もいると思いますが、個人的にはワートリがますますSFしてきた感じがしてわくわくでございます。うわあこれどうなるのうわあ…!!

今週の感想はここまでです。遅れたこともあり短めですが、アニトリでは出水先輩がベイルアウトしたり単行本11巻では出水先輩がバレンタイン人気で1位を取ったりとそれなりに波乱の週でございました!出水先輩バレンタインおめでとう、来年もチョコ贈ります!絶対!!

巻末コメント:「久々のカラー緊張しました。6月4日に11巻が発売されます。よろしければ是非

WJ26号・第103話「玉狛第二⑦」の感想はこちら。
WJ29号・第105話「アフトクラトル④」の感想はこちら。

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ワールドトリガー第103話感想(ジャンプ(WJ)2015年26号)

※WJ2015年26号の感想です。未読の方はネタバレ注意※
※最新の感想はこちら。ワールドトリガー感想

   第103話「玉狛第二⑦」
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     「それはないです
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なんなん。

なんなん、ちょ、なんなん!!??と思わず目をむいた今週ですいいいいいやあああああいいい出水せんぱいいいいずみせんぱいいいいるいるいるいるうるるるるるrrrrrがあああああ!!!!!ごめんなさい好きです好きなんです大好きなんです!!!好き!!!うわしゃべった!!私服!!かわいい!!!久しぶり!!!大規模侵攻のハイレイン戦でベイルアウトしてからは修くんのお見舞いコマと焼肉コマにさりげなくご出演していたけどこんなにがっつり登場してくるなんて!よくやったよくこのキャラの多いなかコマを勝ち取った!!!と机バンバンバンバンしたい気持ちですありがとうございますバンバンバンバン!かわいい!好き!!!

しかも来週は表紙+巻頭カラーという…なんというご褒美…これ頑張れるめっちゃ頑張れる。人気投票はないのかなー前回も盛り上がったしやってほしいな!遊真くん修くん千佳ちゃん出水先輩には絶対入れるんだ!でももっともっといろんな子に入れたいんだ!!やるって書いてないしやらない可能性高いし気が早いですけれども!!

那須:「ごめん」

そして本編は戦い終わっての各隊の様子から。那須ちゃん…謝る姿も美しい那須ちゃん…ていうか謝る必要なんてない。全然ない。このあとですが、椅子に座りショールをかけられる那須ちゃんに萌え…大事に大事にされてるエースすてき…。

茜:「どぅわあぁ~~~!」

茜ちゃんのこの泣き方がもうかわいくてね!これアニメで声優さんがどう表現してくれるのか今から楽しみだったり。女の子が「どぅわあぁ~」って…プロの技に期待。

鋼:「はい」

いつでも優しい来馬先輩。癒される…優しくて芯が強くて、こんな隊長いたらいいなあって思いますついていかせてください。あといつでも明るい太一くんにもそれはそれで癒される。大好き太一くん。かわいいしそのTシャツは…ごむぞう…?(ほしい)

栞:「最後まで残ったしえらいぞ!」

このコマのかわいさよ…この「残ったこと」を褒める栞ちゃんはもちろん生存点のことだけじゃなくて「がっつり甘やかす」を実践しているんだよね。栞ちゃん!好き!!

太刀川:「やっぱ東さんみたいにはいかない」

ここね。

たとえばガチンコで戦ったら太刀川さんの方が東さんより強いんだろうけど(東さん狙撃手だし)でもそういう単純なことじゃなくて、東さんっていう人の知見をきっちりリスペクトしてるところが素敵だなあと思います。強さにこだわりのありそうな太刀川さんなので更にそう思います。これボーダー隊員みんなそうなんだけど、ランクに関わらず年下は年上をちゃんと立ててるし、年上は立てられるだけの良さを持っている、ってところがすごく好き。甘い世界ではないけれど。

迅:「トータルでは悪くない判断だったと思います」

仲間内だけじゃなくて外野からの評価って、すごく心にしみるんだよね。良かったねくまちゃん茜ちゃん。ありがとう迅さん。

太刀川:「勝てる相手に負けたエースの村上が悪い」

ここもすごく好きで…太刀川さんってイメージとしてはとりあえず強くてでも私生活は結構ボケてて、くらいの認識だったんだけど、今回の解説役でそこのスキマを埋めるように価値観とかこういう素の言葉とかが見えてきて本当に嬉しい。この言葉は特に太刀川さんが言うから重いなあと。太刀川さんはたぶん指揮官兼エースで、それでも個人ランクも隊ランクも1位っていう実績を持ってる人で、そういう人が言うから重いし響く。

太刀川:「来馬はちゃんと勝算が高いから村上を待ってたんだ」

この解説もすごくいいな!来馬先輩はただただ鋼くんに頼ろう、助けてもらおう、としてたわけじゃなくて、隊長として「勝ち」を見据えてのことなんだっていう。ここで変な意地をはらない(鋼がいなくても大丈夫、とか言わない)のって逆に勇気がいると思うんだ。自分のプライドとかそういうのを抑えて勝ちに行く勇気。ここを見抜かずに「なんで鋼さんみたいな高ランクの人が来馬先輩に従ってるんだろう」ってボーダー内でも思ってる人はいそう…私がかつてそうだったみたいに。大規模侵攻の初見時とか!今はそんなこと全然思わないけど!

あと太刀川さん「なんない」って言うの…口調かわいいなもう。

三上:(迅さん言わなくていいのに……)

赤くなるみかみかかわいい。そしてこれすごい描写だと思うんですよ…上で書いた来馬先輩の勇気にも少し似ている気がするんだけど、仕事のためにあえて「知らないふりをする」ってすごい大変じゃん…普通プライドとかが邪魔するじゃん…しかも人前だし普通にC級とか自分とかが見たらみかみかが分かってない感じするじゃん!なのにそんなことがさらりとできるなんてすごい。ここ本当にすごい。

太刀川:「戦力差をよくわかってる感じがいいな」

太刀川さんは(たぶん出水先輩も)自分が強いことをよく自覚していて、でも「まだ」弱い人をバカにしたりしないところが本当に好き。本物の強者の余裕って感じがして好き。「今持てるもの」を過小評価も過大評価もせずにきっちり使ってくる人のことは、ちゃんと見てるんだなって。

迅:「那須隊長はリーダー兼エースだから」

ちょうど前回感想でプレイングマネージャーについて書いてみてたんですが、これは本当にそう思います。現場で戦いながら全体の指揮を取るってきっと本当に大変だもの。玉狛第二や鈴鳴第一はそうではないけど那須隊はもろにそうだったから。

迅:「木虎を新エースに据えて戦績が上がった嵐山隊みたいに」

突然の嵐山隊に動悸が激しくなりましたが、えっと、それまでは嵐山さんがリーダー兼エースだったんだよね。オペの綾辻ちゃんはいたとしても、とっきーと佐鳥はそのときいたのかいなかったのか。ううう各隊の結成秘話が見たい。風間隊みたいに見たい。

三上:「次の試合にも期待がかかりますね」

桜子ちゃんの元気に盛り上げる実況も大好きだけど、みかみかのこの落ち着いたまとめは本当に上手だなあって。さすが進学校…にしてもレベル高すぎ。

出水:「……いやーなかなか面白かった」

出水:「」ってなに!!??幸せか!!!と自分で自分をひっぱたきたい。突然の出番に息が苦しいですうああびっくりした!!出番がないことに慣れすぎた心臓に突然の爆弾マジ痛い。パーカーかわいいようおうおうおう!!!肩口の下がり方が!やらしー!!やらしーのはメガネくんじゃなくてあなた!!!(バンバンバンバン)あと「太刀川さんも割とちゃんとしてたし」ってセリフがまたかわいくてだな…なんなの隊長が心配だったの!隊員に心配される隊長!三歳も年上なのに!かわいい!!!(バンバンバンバン)

出水:「玉狛の狙撃手の子やばいでしょ?」

ちょいちょい崩れる敬語がかわいい。ほんとかわいい。どうしようこれ。

二宮:「太刀川の野郎……ぬるい解説しやがって」

誰。

誰なのねえ誰なの、と驚きを通り越して戦慄しましたB級1位!?隊長!?射手1位!?ソロ2位!?隊章持ちの元A級!?ははははたち!!!!???と髪振り乱して叫び出したい気持ちですこのコマのHAKAIRYOKUマジハンパない。あと後世に残すため記録としてここに書き記しておきますと、今日は木曜日なんですが、月曜日から火曜日にかけてのTwitter上でのこの二宮隊長いじりの盛り上がりっぷりはほんとハンパなかったですめっちゃくちゃいじられ倒してます現在進行形で。はごろもフーズだの好物はシーチキンでFAだの御曹司だの唯我とかぶるだの(未登場)はごろもフーズだのはごろもフーズだの。いきなり出水先輩と仲良さげに絡むからまたいけないんだよ…あと単行本カバー下出たらまたさんざんっぱらにいじられまくるって私のサイドエフェクトが。

マジメな話、こんなに高スペックの人がなんでB級なのなんで固定給もらえないの、ってところですが、うーん、なんらかの原因で隊員が極端に減ったか、なんらかの理由で降格された(A級に上がれない)かなあと予想。そこで気になるのがやっぱり麟児さん関係で、「あの」雨の日に雨取家に来ていた謎の男性、あれたぶん二宮さんだよね…失踪に関係してるんだろうか。実はめっちゃ物語のキーマンなんじゃないだろうか、と悶々。ねえあと出水くんマジいろんな人に懐きすぎだから…未成年が分煙ルーム?に来てる場合じゃないわよそのジュースも二宮さんにおごって貰ったんじゃないだろうな…やだもうかわいい…。

出水くんが射手1位じゃなかった件については、もともと加古さんか出水くんのどっちかが1位だろうなーくらいに思ってたので特に大丈夫です。そうなると2位か3位かランク外?か。まあ年上が正しく年上してるのがワートリ世界のいいところなので、そこはあんまり気にしてない。同世代には負けてほしくない思いはちょっとあるけど、二宮さんも加古さんも20歳だからそこはオッケー問題ない。彼はまだ17歳。オッケー。

出水:「メガネくんが1点くらい取ってたかな…」

姿勢かわいい。

足の間に手つくのかわいい。だぼりんパーカーかわいい。しぬ。しんでる。

二宮:「戦術と戦闘どっちもいける奴には勝てない」

これは暗に「自分はそうだ」ってことを言ってるのかな。まあこの体勢(肘つき)で話しておきながら違ったらそれはそれでただただびっくりするのでそうなんでしょうきっと。さっきの「リーダー兼エース」の問題(そこは分けた方がいい、という論調だった)と逆をいってるのがまた楽しいですね。二宮さん言い方はキツいけど修も自覚してるしかつて菊地原くんも指摘した玉狛第二の弱点を的確に見てるよね。このひとどんな戦い方するんだろう、楽しみ。

出水:「さすがにそれはないです」

しぬ。

太刀川隊の強さに絶対の自信を持ってる出水先輩にしぬ。ほんっと個人プレーばっかする隊だけど、でもそれでも自分含めの「隊全体に」誇りを持ってる出水先輩にしぬ。言い切ったでこの子…そしてこれはいつか玉狛第二vs.太刀川隊が実現するフラグなのでは…悲願なんですそこ…あと本当に顔がかわいい…。

二宮:「人が撃てない」

ここ実際どうなんだろうね、と思いつつ(人がいる家屋は撃ったりしてるから)、でも大規模侵攻で家を撃ちたがらなかった姿を思い出すとやっぱり多少はあるのかな。以前から雨取家と関わりがあってのことかそうでないかでだいぶ変わってくるんだけど。千佳ちゃんは二宮さんのことは知らないのかなあ。

個人的には、そう思わせるために修くんが今までのランク戦では千佳ちゃんに人を撃たないように指示してた、くらいが好きです。弱点とみせかけて実は撃てるんだぜっていう。

さて次なる戦い。そろそろB級ランク戦も(詳細描写は)最後くらいになるのかしら?と思うタイミングですが、ここに来てすさまじいカードが…B級1位隊に2位隊に、そしてついに東隊登場!おおお!二宮さんもあとカゲさんももちろん気になりますが、今まで優しく頼もしい味方ポジションだった東さんがついに敵になるっていうシチュエーションにめっちゃ滾ってます。こういう基本味方(ボーダー)だけどランク戦ではさらっと敵対して本気バトルできるっていうの本当に楽しいし漫画としてすごいシステムだと思う。キャラの多彩さが生きてるよねっていう!楽しみ!!

それにしてもちょっと玉狛第二が勝てるビジョンが見えないんですが…どうなるんだろう本当に。今後のプランとしては、B級1位か2位に上がってA級に挑戦して勝ってA級になって、遠征部隊に選抜されて近界に行って、アフトクラトルにレプリカ先生をそして麟児さんを助けに行く。そのためにはここで勝っていかないといけないんだけど、うーんどうかな…どうかな。

あと、アニメがいまちょうど大規模侵攻編のハイレイン戦をやってまして。出水先輩がそれはもう超絶かっこかわいいことになってて息も絶え絶え幸せです。色と動きと声がついてくれて幸せです。次の日曜が最後の見せ場なので、どうか作画このままで頑張ってくださいお願いします。そして日曜のアニトリ⇒月曜のジャンプからのまさたかフィーバー、そしてここにきて11巻表紙情報でさらに沸き立っております諏訪さん…諏訪さん!嬉しい!!来週は表紙&巻頭カラー!嬉しい!幸せ!!

巻末コメント:「いつの間にか100話超えてました。夢の3桁。いつも応援ありがとうございます

WJ25号・第102話「那須玲」の感想はこちら。
WJ27号・第104話「玉狛支部⑦」の感想はこちら。

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ワールドトリガー第102話感想(ジャンプ(WJ)2015年25号)

※WJ2015年25号の感想です。未読の方はネタバレ注意※
※最新の感想はこちら。ワールドトリガー感想

    第102話「那須玲」
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       「悔しいわ
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合併号と休載とで2週あいてのワールドトリガー。ついに単独サブタイトルを奪取した那須ちゃんに驚きつつ納得しつつ、内容はもうもう飢えて飢えてしにそうだったところに溢れんばかりのお水をじゃぶじゃぶと注いでいただいたような…筆舌に尽くしがたい面白さでしたありがとうございます!!

太刀川:「いつもの那須の戦い方だ」

もはや手の内も出尽くした終盤戦、当たり前だけど、隊長って自分と自分の目の前の相手だけじゃなくて他の仲間のことや全体の戦局や一歩二歩先のことも常に頭において戦わなきゃいけないから本当に大変だよね。プレイングマネージャーというか。自分が手一杯で仲間に指示を出せない、なんて状態になってたら隊長はできない。そうなると戦場に身をおかずに落ち着いて全体を俯瞰できるオペレーターは本当に隊長の右腕なんだろうなって思います。すごく大切な役目。

太刀川:「村上と太一はどんな状況でも来馬を庇うよ」

明かされつつあるようで明かされきらない鈴鳴第一の裏?事情。なんで?なんで庇うの?来馬先輩がすごくいい人で大好きだからっていうこと以外に何かあるのかしら。あとこれが今後の伏線じゃないといいなって思ってる!何かの理由でベイルアウトできない実戦のときに機能する伏線じゃないといいなって思ってる!!それはダメだ!!

この鈴鳴第一の特性?は、この隊がA級に上がるつもりがないってことでもあるのかな。名誉欲がなくて、別に固定給もいらなくて、遠征に行く気もなければ、今のままB級でいいと思ってるのかも。隊も組めるしトリオン兵の討伐も同じようにできるし、そういう隊があってもいいのかな。ランク戦へのモチベーションはどうしてるのかなとは思うけど。

あと太刀川さんが太一くんのこと太一って呼ぶの密かに喜んでますかわいい!「べつやく」ってやっぱり言いにくいのかしら。

ヒュース:「そして部隊の合流を優先する」

観戦組映るの嬉しいヒュースくんかわいい。この分析力を買われてヒュースくんが玉狛第二のオペレーターに…ないか…。男性オペレーターにはずっと夢見てますすみません。加古隊は女子隊だからないだろうし、ヒュースくんと草壁隊にひっそり期待中。

来馬:「人型近界民に比べたら那須さんなんてかわいいもんだ!」

これ太一くんが言ってたセリフだよね。自分を庇ってベイルアウトした太一くんの言葉をなぞって自分を奮い立たせる来馬先輩が熱い熱すぎる。今回でバトルはいったん決着したけど、玉狛第二はもちろん鈴鳴第一や那須隊の後日談はぜひ見たい…バトルと日常編をどうか交互にやってくれませんでしょうかどっちも大好きなので!!

那須:「悔しいわ」

奮闘に奮闘を重ねた那須ちゃん、ここでベイルアウト。ひび割れる姿すら美しい…なんでこうも戦う男の子はかっこよく戦う女の子は美しいのでしょうか。今さらですが、このベイルアウトするときにトリオン体がお人形みたいに壊れていくのがなんとも刹那的で儚くて好きです。さらに激流から生還した遊真くんの表情もなんともいえない静かな迫力があって、激闘の決着に相応しいきれいな場面だと思いました。最後に空が晴れたのは戦いが終わったからなのかな、なんとも粋な演出…鬼怒田さんの設計?

戦いの結果は4-3-2で生存点を入れても僅差。これもし茜ちゃんが自主ベイルアウトして遊真くんに1点を与えなかったら玉狛第二と那須隊は同点だったんだ。勝つためにはそこはきっと反省点なんだけど、エースを相手に退こうとしなかった茜ちゃんの気迫はそれこそ「記録よりも記憶に残る」ってやつだったし、遊真くんの片腕を奪えてなかったらその後の戦局がまた変わってたかもしれないし。那須隊も鈴鳴第一も負けたんだけど、でも各隊の強さが充分に伝わってきてて戦う前よりもすごく強く見える不思議。

1チーム3人ずつの計9人がそれぞれの思いで戦って、全員にちゃんと見せ場も役割もあって、ものすごく見ごたえのある戦いでした。みんなにおつかれさまを言いたいです。

太刀川:「こいつはたしかに曲者だ」

A級1位隊の隊長に「曲者」と言わしめる修くん。最後の表情は、勝った、けど点取れなかったな、っていう安心と反省かなあ。おつかれさま!本当に頑張った三雲隊長!!今夜は玉狛でパーティだ!!

このB級ランク戦編は、本当にB級隊それぞれの事情に深く切り込み活躍を見せ、と盛りだくさんで、これ次にA級挑戦編そして遠征選抜編来たらどうしよう、と今からハラハラするA級クラスタ。いや自分が一番好きなの太刀川隊だから、A級1位だから、玉狛第二が太刀川隊に挑戦はしないかな…やっぱり三輪隊とかかな…でもどうなるかな…とかとか未来に思いを馳せてニヤニヤしたり。

あとあの、AAAの新OP「アシタノヒカリ」の配信が昨日から始まっていて、さっそくレコチョクでDLしてめちゃめちゃループ中。歌詞もすごくいいし本当にきれいな曲で嬉しいです!

巻末コメント:「アニメの新OP、B級もいてうれしい。でもアフト勢で笑ってしまう。ミラ(笑)

WJ22・23合併号・第101話「空閑遊真⑫」の感想はこちら。
WJ26号・第103話「玉狛第二⑦」の感想はこちら。

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ワールドトリガー第101話感想(ジャンプ(WJ)2015年22・23合併号)

※WJ2015年22・23合併号の感想です。未読の方はネタバレ注意※
※最新の感想はこちら。ワールドトリガー感想

    第101話「空閑遊真⑫」
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    「私たちには考える時間がある
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遊真:「もう5日も眠ってないぞおれ」

今週は遊真くんの回想から。トリオン製になって5日ということは有吾さんが目の前でお亡くなりになってから5日ということ。「早く攻めてこないかな、敵」って言葉が切ない…この遊真くんはまだ見た目どおりの11歳なんだよね。11歳の子、小学生の子にこんなことを言わせる戦争あああ!!!

ヒマだと悲しいことを思い出してしまう。余計なことを考えてしまう。目の前に倒すべき敵がいればその間は何も思い出さなくていいし考えなくていい、そういう気持ちだったかな、と勝手に想像。人懐こくて優しい性格が根底にありつつも好戦的、っていう遊真くんの人格が形作られていく過程を見るようで、興味深く、そして悲しいです。

レプリカ:「私と二人でだ」

大規模侵攻の終結からこっち、レプリカ先生と遊真くんの会話ってだけで涙腺直撃です本当に。トリオン兵として表情を持たないレプリカ先生から読者が読み取れるのはその言葉とその言葉が発されるタイミングのそれだけで、それなのに、父親を亡くした遊真くんに同情するでもなくただ哀れむのでもなく彼が前を見て進めるように寄り添おうとする姿が見て取れて涙腺直撃です本当に。

来馬:「雨取さんはともかく那須さんに狙われたら」

年下女子2人にきっちり「さん」をつける来馬先輩はいい人だし紳士。それだけ言いたかった!鈴鳴第一!!

太一:「……先輩!!」

このコマの太一くんが!!すき!!!

えーと太一くんもともと好きなんですけど、このコマはまず空中に浮いてるってとこがポイント高い!かわいい!そして目線は弾から外さずに来馬先輩を突き飛ばす!かっこいい!全身映ってる!かわいい!そしてこの場面の意味、那須ちゃんの合成弾にいち早く気づいて隊長をかばったこの判断!かっこいい!!

太一くんは公式ドジっ子キャラでこれランク戦もどうなることかと思ってたんですけど、なんのことはないファインプレイヤーだしかわいいしで終始見せ場しかなかった!かわいかった!!とっさの判断で隊長をかばうとか…かばうとか!!鈴鳴第一!!

三上:「弾丸の合成には時間がかかり」

そしてそれを2秒で成し遂げちゃう出水先輩の天才っぷりな!なんかもう、那須ちゃんがその有能さを見せ付けるたびに、「しかしそれをも上回る出水先輩とは」みたいな思考に繋がるから毎週苦しい。息が苦しい。

レプリカ:「相手の戦法と特長は?」

本当はね、遊真:「」なんだけどここはあえてレプリカ:「」ですそこにはレプリカ先生が!いるんです!!有吾さんが亡くなってからずっと、眠れない夜を共に過ごしてきたレプリカ先生との対話。こう言ったらきっとこう答えてくれるって、そういう言葉のやりとりが遊真くんのなかにもう出来上がってるんだ。このことをほかでもないレプリカ先生に伝えてあげたい。知ってほしい。早く再会してほしい。

太刀川:「マジか!」

驚く太刀川さんもレアながら、遊真くんのこの作戦は本当にお見事としか!鋼さんに予期せぬグラスホッパーを踏ませて飛ばせて足場を無くさせて川に落としてスコーピオンで貫く、この流れには本当に震えた。川に落ちたら負け、って思い込まされてたけど、そこであえての水中戦!うわあうわあ!!

この、予め開示されているカードでの勝負なのにさらに見る者の裏をかく、これがワールドトリガーの戦闘なんだって思うとぞくぞくします。

今週の感想はここまでです。合併号+次号休載でしょぼんですが、葦原先生にはとにかくご自愛いただきたいので!次回楽しみに待ってます!そして「TVアニメ化ヒロイン大集合」の佐伯先生の千佳ちゃんめっさ可愛かったですありがとうございました!

巻末コメント:「仕事場でとんかつDJアゲ太郎が流行る。毎週ジャンプ+の更新が楽しみです。」

WJ21号・第100話「村上鋼②」の感想はこちら。
WJ25号・第102話「那須玲」の感想はこちら。

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ワールドトリガー第100話感想(ジャンプ(WJ)2015年21号)

※WJ2015年21号の感想です。未読の方はネタバレ注意※
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    第100話「村上鋼②」
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      「あいつの剣にだって
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遅くなりましたが感想です。そしてワールドトリガー祝★100話達成!おめでとうございますおめでとうございますパフンパフン!!!100ってすごいなあ…すごいなあ。これからも変わらず応援し続けます!深い考察とか全然できないけど応援し続けます!!

太刀川:「カウンター狙いで誘いをかけた」

まずは西岸、太刀川さんが解説してるよ!そしてくまちゃんを倒したあのスラスターも鋼さんの作戦だったとは…わざと隙を見せたってことだよね、できる鋼さんもすごいし見抜く太刀川さんもすごい。解説ありがとう。

遊真くんはノーマルトリガーだと(そして片腕だと)攻撃手4位の鋼さんと互角もしくはちょい劣勢。やっぱり単純に見れば太刀川さんと戦ったらまだ太刀川さんの方が強いんだろうな。そうかな。諏訪隊がチーム戦では鈴鳴第一に勝ったりとか、単純に順位の上下で勝ち負けをはかれないところがワートリバトルの面白いところなんだけど、でも今のところそうなのかもしれない。いつか戦ってほしいな!見たいな!!

迅:「メガネ隊員は曲者ですよ」

うちの!!!とまた最近のホットワードに反応しつつ、メガネ隊員て。三雲隊員って呼んじゃダメなの…何かの縛りでもあるの…と迅さんの呼称へのこだわりに戦慄せざるをえない。まあ今回のランク戦にメガネっ子は修くんしかいないのでまぎらわしくはないけれども!それともいつか超シリアスな場面で迅さんが「修」とか呼んだりすんのかな…それはそれで燃えるけれどもな…。

三上:「隊員の間で「鳥篭」と呼ばれる変化弾の全包囲攻撃!」

檻みたいに囲まれて逃げ場がなくなる、から鳥篭なのかな怖いなこれ!今回はマンションぽいところで壁に追い込まれたかたちだったけど、壁がないならないで本当に檻をかぶせられたみたいになりそう。捕まった側からしたら超怖いと思うし出水先輩の鳥篭とか考えただけで恐ろしい。これ普通に射手の必殺技のひとつなんじゃなかろうか。でも射手のこういうトリッキーな戦い方は本当に大好きです華やかだ!!

太一:「はいはい!」

はいはいかわいい!自分は太一くんめっちゃ好きなんですけど、戦いになるとやっぱりドジっ子ぶりはちょっと抑えられてるちゃんと戦えてる!来馬隊長との背中合わせシールドと連携攻撃すごいかっこいい。こういう隊員同士での連携ってやっぱり燃えるし各隊もっと見たいです。しっかり太一くんをひっぱる来馬先輩はやっぱりかっこいいなーシャウト素敵だなー隊長だなー!!

太刀川:「1セットで死なないやつは珍しいぞ」

続く鋼さんvs.遊真くん!無言の戦いがめちゃくちゃかっこいい…スコーピオンを使いこなす遊真くんすごい…これ実際(?)は風雨の音だけが響く中戦ってるんだよね。膝から刃を出す遊真くんにゾッとしたし「もぐら爪」は黒トリ争奪戦で風間さんが迅さんを捕えたあれですよね。鋼さんのスラスター攻撃は相変わらずの威力だし壁を壊して脱出する遊真くん素敵だしで大変もう大変。そしてこの解説の仕方、太刀川さんは鋼さんといっぱい模擬戦してるんだろな…支部所属であんまり本部に来ない(かもしれない)鋼さんをたまに捕まえては戦ってるんだろうな、と妄想。鋼さんもなんだかんだ鍛錬の一環としてつきあってそうだしそんな日はきっとラウンジはギャラリーで満杯。

太刀川:「そうそれ」

いい感じで解説してきたと思ったらド忘れする太刀川さんかわいい。安定のかわいさ。弧月使いだからスコーピオンあんまり詳しくないのかな!攻撃を受けたときの対策とかは意識してるけど技名とかはあんまり覚えないのかな!

あと木虎ちゃんの脚ブレードにもいつかかっこいい名前がつくといいなって思います。遊真くんが使ったときおおって思ったもんかっこいい!

太刀川:「全部乗ってるからな」

さりげなく(もないけど)「強敵」に自分入れちゃう太刀川さんのお茶目さが好きです。このコマにいるのはうってぃーと木虎ちゃんが万能手でほかは攻撃手、スコーピオンと弧月使いの人たち。彼らは鋼さんに「学習されてる」人たちなんだろうか。

迅:「積み上げてきた重みってやつが」

もう普通に「遊真」って呼んじゃってる迅さんかわいい(空閑隊員、じゃなくていいのかなー♪)。そして有吾さんと!!レプリカ先生!!!(咆哮)なんかその、記念すべき100話目の最終コマがこれっていうのがもう胸に迫るものがありすぎて。本当にどちらが勝つか分からない戦いだけど、どっちも悔いなく!がんばってほしい!!

今週の感想はここまでです。そういえば今日、初のワートリラインスタンプが発売されました声優さんのボイス付きだよ!本当は原作絵でほしかったけどなんか面白いからいいかって感じです出水先輩いるしね!声優さんの力ってすごいね!そして「ワートリスタンプ」と三輪くんの「ベイルアウト」がTwitterでトレンド入りしたんだよ、って思い出記録しておきます!もっともっと盛り上がれ~!

巻末コメント:「担当バティさんの娘さんがもう小学校にご入学。月日が経つのは早すぎるなあ~」

WJ20号・第99話「那須隊④」の感想はこちら。
WJ22・23合併号・第101話「空閑遊真⑫」の感想はこちら。

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ワールドトリガー第99話感想(ジャンプ(WJ)2015年20号)

※WJ2015年20号の感想です。未読の方はネタバレ注意※
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    第99話「那須隊④」
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    「気持ちの強さは関係ないでしょ
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一週遅れての感想です。遅れはしましたがすごく思うところの多い回でございました…太刀川さんってそのやたらでかい存在感とキャラの割に内面を語られることが少なかったように思うので、そういう意味でもとても貴重。あとは太刀川さんの「鋼」呼びが一週で「村上」に戻ってしまったことに涙…これ単行本修正コースかなあ。むしろ「鋼」の方に修正してくれないかなあ、などとわがままを言う。

熊谷:「援護がないあたしを狙うかもしれない」

今回の暴風雨っていう舞台はドラマ性を高めるという意味でも充分すばらしいのだけど、このコマのくまちゃんみたいに「髪が自然に乱れる」という意味でも大変すばらしいと思います!!今回たまたまかロングヘアのキャラはいないけど、加古さんや東さんなんかは暴風雨ステージだと髪がばさばさして大変そう。あと現実的じゃないけどエネドラさんも大概。

この後の鋼さんはレイガストの耐久性をわざと落としたのかな?そういうこともできるのかな。かなり割られてるからそれを利用したのかもしれないけど、どちらにしてもすごい。レイガストもスコーピオンも工夫次第でいろいろなるなかで弧月が一番人気ってのもまた渋くて素敵です。

迅:「崩れない気迫がいい」

ここのメテオラからの迫力がすごく好きです。あとくまちゃんのスタイルの良さは何度見ても見とれる憧れる。

太刀川:「気持ちの強さは関係ないでしょ」

観戦するC級をドン引きさせる太刀川さんの解説。常々思うけどこの解説役を決めてるの誰なんだろう気になります。この絶妙な配役!隊長じゃなくてもA級じゃなくてもOKみたいだし個人的には月見さんの解説とか聞いてみたい。

太刀川:「勝負を決めるのは戦力・戦術・あとは運だ」

恐ろしいほどに現実的なセリフを吐く太刀川さん。最後に「運」を持ってくるあたり本当にね…。そしてやっぱりというか太刀川さん自身にはボーダーの活動に対して深い思い入れはないみたい。たとえば三輪くんみたいな思いのある人よりも、もっと言えば修くんみたいな明確な目的意識のある人よりも、一番強いのは「気持ちの強さのない」太刀川さんっていう構図がすごく残酷ですごくおもしろい。

今回のくまちゃんだって、別に「気持ち」だけがあって努力をしてない人ってわけじゃない。(たぶんだけど)ちゃんと鍛錬もして、作戦も考えて、チームの一員として頑張ってる。でもきっとボーダーではそれは当たり前のスタート地点であって、そこから更に工夫したりトリオンが多かったりあるいはもともとセンスや才能があったり、っていう人が抜きん出ていく厳しい世界なんだろうなって思いました。トップスポーツの世界というか、そんな感じ。

熊谷:「玲の戦い方をイメージしたら」

玲!!!(興奮)

那須ちゃんは「くまちゃん」って呼んで、そのくまちゃんは「玲」って呼ぶのいいなあ。レイっていう響きも高貴でいい。とてもいい。

三上:「熊谷隊員の残した罠も看破……!」

最後のこれ!くまちゃ!!!!!

こういう最後の意地みたいなのもアツいし看破しちゃう鋼さんもおおお!!!(机バンバン)これは鋼さんなんで気づけたんだろう、トリオン反応に明確な気配とかはなさそうだし、これぞ歴戦の勘(C級3バカ)なのかしら。どちらにしろレイガストを足カン(造語)しちゃう鋼さんかっこいい。品行方正で礼儀正しい感じの人がちょっとお行儀悪いことするの好きなのね!奈良坂くんの舌打ちとかね!!

太刀川:「負けた方の気持ちはショボかったのかって話になるだろ」

男泣きともいえるくまちゃんの涙にわたしも涙。よく頑張った、よく頑張ったよ!!この経験がきっと次に繋がるから!!(机ドンドン)そして太刀川さんのこの言葉がまた…この一週間ことあるごとに思い返してたんですが、「勝負は気持ちでは決まらない、気持ちが強くたってそれだけでは勝てない」っていう現実、でもそれは裏を返せば「負けたから気持ちが弱かったってことにはならない」っていうこと。うおお深い。深いし、太刀川さんの厳しさと優しさ(と言っていいと思う)が垣間見れてじんわり嬉しい太刀川隊ファン。今回のランク戦は隊長2人が射手だから解説は出水先輩だったらいいなってほんのり思ってたけど、いやいやこのセリフは太刀川さんしか言えないや。ソロランク1位で年長者の太刀川さんしか言えないや。この構成の妙、相変わらずお見事でございます。

感想はここまでです。今日出た最新号もすさまじかったので早めに追いつきたい。

巻末コメント:「アニメOPが4月から変わります。SonarPocketさんありがとうございました!」

WJ19号・第98話「那須隊③」の感想はこちら。
WJ21号・第100話「村上鋼②」の感想はこちら。

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ワールドトリガー第98話感想(ジャンプ(WJ)2015年19号)

※WJ2015年19号の感想です。未読の方はネタバレ注意※
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    第98話「那須隊③」
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        「外さない!!
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4月特有のばたばたで感想大幅に遅れました。すでに次号を読んでいる状態ですので「次号どうなる!?ドキドキ!!」みたいのはなく淡々と萌えを語りたいと思います。

小南:「うちの修は死にかけたんだから!」

なんですかボーダーでは「うちの」ってのが流行ってんですか…とっきーも「うちの木虎」とか言ってたしそうですか同じ隊の子は基本うちの子なの…かわいい…加古さんも絶対「うちの双葉」って言いそうだし冬島さんが「うちの当真」って言っててもかわいいなあ。嵐山さんは普通に言いそう普通に似合う。風間さんと三輪くんはあんまり言わなさそうだけど、言わなさそうなだけにもし言ってくれたらグッとくる。すごいくる。言ってほしい。言ってください。

ヒュース:「オレをこの部屋にひっぱり出したのは」

どうやら部屋からひっぱり出されたらしいヒュースくん。捕虜として玉狛での彼の処遇が気になってたんですが、とりあえず部屋はあると。玉狛で余ってる部屋のひとつを使ってるのかな、でもさすがに鍵は外から掛けられないといけない(逃げられたり寝込みを襲われたりしたらまずい)だろうから、それ用の閉じ込め部屋なんだろうか。それとも普通の部屋の鍵だけちゃちゃっと付け替えたんだろうか。後者希望。あとヒュースくんは玉狛の近界民技術者さんには会ったのかしら気になる。

小南:「なんかかわいそうじゃない!」

とりまるくん自身も言ってますけど、こう、殺伐としかけた空気をウソで和ませて、それに乗ったこなみちゃんが結局人の良さを露呈しちゃう、みたいな流れがすごく好きです。衝撃を受けるヒュースくんの顔も最高におかし…笑えるし、なんかもう…この16歳ふたり…(机ドン

太刀川:「エース二人が相手だ」

解説役ってほんっと美味しいな!!って再確認してますちょいちょい画面に映る!そしてしゃべる!!ありがとう太刀川さん大好きだから嬉しいです。そしてまだ直接の関わりはないものの太刀川さんが遊真くんを認識してる(しかも「エース」として)ことに大変胸躍らせております!いつか太刀川隊の戦いを見たいと切望している自分ですが、それがvs.玉狛第二だったりしたら本気で昇天してしまう。

太刀川:「鋼と空閑からしてみれば」

鋼って呼んだ!!!

前は「村上」って呼んでたのに!!!

それだけのことに吐くほど興奮できます呼び方が近しくなってる!なんか嬉しい!

遊真:「そこか」

怖い。

このB級ランク戦、那須隊視点だと玉狛第二の怖さがより伝わってくる構図になってると思うんですけど、特にここの遊真くん…。玉狛第二を応援しつつも来馬隊那須隊にもがっつり感情移入してる身としてはここの遊真くんの冷たい目にはゾッとしましたすごい迫力すごい怖い。

茜:「外さない!」

ここのvs.遊真くんでの茜ちゃんが…。那須ちゃんに言われた「点を取って」を意地でも守ろうとしたんだろうし、狙撃手として戦える残り少ない場面っていうのもあったと思うし、その背景にあるものを知っているだけに胸が苦しくなりました。もちろん、ワールドトリガーという物語をずっと追ってきて遊真くんたちがA級を目指す理由も知っていて、だからここで玉狛第二に負けてほしくなんてなくて、でもそれでも、那須隊っていう一部隊に感情移入して「茜ちゃんがんばれ」なんて思わせてしまう力。物語の力。暴風雨という場面設定が那須隊の悲愴感を更に(効果的に)増しているなあと思います。これが晴天の場面だったら印象が全然違ったのではないかと。

先週の感想はここまでです。今週分も早めに書いて来週からは通常営業に戻したい、萌えを吐かずに溜めとくのほんとつらいです自分が。

巻末コメント:「誕生日とバレンタインの贈り物をありがとうございます。スタッフ皆で頂きます。」

WJ18号・第97話「那須隊②」の感想はこちら。
WJ20号・第99話「那須隊④」の感想はこちら。

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ワールドトリガー第97話感想(ジャンプ(WJ)2015年18号)

※WJ2015年17号の感想です。未読の方はネタバレ注意※
※最新の感想はこちら。ワールドトリガー感想

    第97話「那須隊②」
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     「こっちサイドで点を取る
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熊谷:「獲りやすい方からよ」

B級ランク戦続き!前半の鋼さんとくまちゃんの剣戟バトルかっこよかったです、弧月とレイガストのW持ちの鋼さんに対してくまちゃんはずっと弧月の両手持ち。シールドを使うときは片手でも振るえるものなのかな?個人的には両手で構える姿が女剣士って感じで大好きですかっこいい。あとくまちゃんは長身で強気で結構おてんばさんな感じもするけど、それでいて言葉遣いがとても女性らしくてそこもまた良いです。ワートリ女子は言葉遣いの乱暴な子がいないし服装とかもきっちりしてるし、いいお嬢さんたちって感じがいたします。はい。

そして遊真くんも加わっての三つ巴戦にわっくわく!これ西岸は誰か1人が生き残って決着?かな?誰が生き残るかまだ全然分からないけど、くまちゃんは川を渡る手段は持っていなさそう、あとは鋼さんの「泳いででもそっちに行く」が本気なのかどうか、遊真くんは本当にグラスホッパーで暴風雨の川を渡れるのか、が気になります。

来馬:「太一大丈夫か!?」

太一くんを守る来馬先輩はすてきだしぴょんぴょん転がる太一くんもたいそうかわいくて和みました、和みましたが、この子は「撃ったら走る」の原則がいまいち守れてないような気がする大丈夫か、とハラハラ!暴風雨でも走って!太一くん言動がいちいちかわいいのでなんとか頑張ってほしいんだけど、今のところ那須ちゃんの変化弾に真っ先に捕まってベイルアウトさせられそうな気配ムンムン!いやそれでも頑張ってほしい!!

太刀川:「相手が悪い」

なんでここでとりまる先輩。
なんでここでとりまる先輩。
なんでここで。

ちょっと待ってなんでここでとりまる先輩!?これって太刀川さんの脳内映像ってことなんだと思うけど、変化弾の説明するのに射手の出水先輩でもなくそれこそ銃手の唯我くんでもなく(ここで唯我くん初登場してきてもびっくりするけど)、とりまる先輩!!えーちょっと待って私まだとりまる先輩本部時代の所属隊が太刀川隊っていう、とりまる元太刀川隊説捨ててないんですけど…太刀川隊服姿のとりまる先輩(15)をいつか見れるって夢見てていいの…?

太刀川:「ウチの出水と那須だけだ」

気分は観客席、とすっかり油断してリラックスモードで試合観戦してたところにいきなり脇腹にド派手なパンチ食らった気分ですウチの!!!出水!!!!なんだそれかわいいな!!!!

なんなの何言っちゃってんのどさくさにまぎれて部下自慢ですか!そうですか!!かわいい!!!太刀川さんと出水先輩ってほんと原作での接点薄くて、でもこーいう言い方とかで仲の良さや信頼関係や、そういうのが感じとれるの本当に嬉しい。特に太刀川さんって、風間さんとか嵐山さんみたいにしっかり「部下を大事にしてる」描写が今までなかったからさ!!どうなってんの太刀川隊は一匹狼の集まりなの、ってもだもだしてたからさ!!「ウチの」とかさらりと言っちゃう関係性に胃の中の何もかもを目から鼻から吐き出しそうな気持ちになりましたありがとうございます本当にありがとうございます太刀川隊のバトル楽しみです。

あとあの、加古さんは変化弾は使わないか、もしくは予め決めた弾道を使うけどそれでも強いのかどっちかかな!加古隊の戦いも早く見たい!!

修:「こっちサイドで点を取る」

隊長してる修くんはやっぱりかっこいい。不測の事態にも動じないメンタルの強さっていう彼の強みがよく出てるなーと思ってにこにこ!しかも「点を取る」って言い切るところがまた!地団駄!!那須ちゃん相手では撤退に徹してたけど、今後はなにか作戦があるってことかな?指示の出し方を見ていると、那須ちゃんの相手はいったんはしないで鈴鳴第一を先に倒したいように感じるんだけど。

たとえば西岸でくまちゃんが一人生き残ることはないと仮定して(申し訳ない)、遊真くんが残ればもちろん最高、もし鋼さんが残っても東岸で来馬先輩と太一くんを倒しておけばまだ勝機はあるってこと?仮に那須ちゃん鋼さんっていう両エースが残って遊真くんを欠いたとしても、修くん千佳ちゃんで対抗する感じだろうか。ぬうう難しい!

ヒュース:「弱いやつが負ける それだけの話だ」

ヒュースくん!やっとこ登場のヒュースくん!この前のアニメで初おしゃべりしたばかりなのでとってもタイムリーな再登場でした待ってた。フードで隠してるけどツノはまだ生えてる?かな?迅さんが悪いようにはしないと言ってましたので大丈夫だとは思ってましたが、本部に連れてかれてぼこぼこにされたりツノ引っこ抜かれたりそんな目にあってなくて良かった本当に良かった。動物とおこさまをはべらせて、しかし大変暗い表情でいらっしゃいますこれ絶対一度は自殺未遂とかしてると思うだめよ強く生きて…!そういえば近界民の技術者さんはまだ出てこないのかな?

今週の感想はここまでです。2周年と100話記念は一緒になるのだろうかと久しぶりのカラーを待ち望みつつ(来週は違う模様、残念)、前回のアニメがとてもとても素晴らしい出来栄えでしたことをここに記しておきたいと思います。絵もきれいでとってもよく動いてたし、このクオリティをずっと保ってくれたらな、と祈りつつ次回からの新OP楽しみです。出水先輩出るかな出るよね!

巻末コメント:「ぼんち株式会社様からぼんち揚の新商品を頂きました!美味しくぼりぼりします」

WJ16号・第96話「那須隊」の感想はこちら。
WJ19号・第98話「那須隊③」の感想はこちら。

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